この記事では、「押しも押されぬ」と「押しも押されもせぬ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「押しも押されぬ」とは?
「押しも押されぬ」は、「押しも押されもせぬ」と「押すに押されぬ」が混同して使われている言葉です。
用法的には誤りになります。
「押しも押されもせぬ」とは?
「押しも押されもせぬ」は、「実力があり、堂々としていて、どこへ出ても圧倒されることがないこと」という意味です。
自分に自信があるので、他人を押すこともなく、押されることもない、つまりどこへ出ても堂々としている様子を表す言葉です。
世間的に実力が高く評価されて、人から一目置かれる立場の人に使われる言葉です。
「押しも押されもせぬ大スター」は、実力と人気があり、いつでも堂々としている有名人のことです。
基本的に世間の人に実力や評価が伝わり易い芸能人やスポーツ選手に使われることが多くなります。
「押しも押されぬ」と「押しも押されもせぬ」の違い!
「押しも押されぬ」は「『押しも押されもせぬ』と『押すに押されぬ』が混同した言葉」です。
「押しも押されもせぬ」は「実力があり、堂々としていて、どこへ出ても圧倒されることがないこと」です。
まとめ
今回は「押しも押されぬ」と「押しも押されもせぬ」の違いをお伝えしました。
「押しも押されぬ」は「誤用」、「押しも押されもせぬ」は「どこ出ても堂々としている」と覚えておきましょう。