この記事では、拠点回収の意味を分かりやすく説明していきます。
拠点回収とは?意味
拠点回収とは、市区町村が主体となって資源ごみを回収する方法を指します。
市区町村が主体となり、回収ボックスを最寄の役所やリサイクルステーションなどに置き、定期的に回収します。
回収したごみはリサイクルして、新しく商品にして使ったり、製品に使う原料にリサイクルし直すのが目的です。
拠点回収の概要
拠点回収は、地域のゴミ回収場所でゴミ収集車が回って回収するのではなく、市民が役所や地域センターにごみを持って行くスタイルが特徴的です。
回収する場所には専用の回収ボックスが置かれており、各自で分別して捨てます。
牛乳パックはトイレットペーパーに、乾電池は鉄製品や亜鉛地金にリサイクルする原料となります。
他にも古着や小型家電を捨てられる市区町村があり、いずれも無料で捨てられるので気軽に利用できるのが最大のメリットです。
この拠点回収の目的は、少しでも資源を無駄にせずに有効活用して、ゴミの量を減らすことが目的。
回収車も必要ないので人件費もかかりません。
役所のみならず、小学校でもこの活動を推進。
多いところではその区だけでも30カ所以上に拠点回収場所を設けており、区民が捨てやすいように考えています。
拠点回収では木くずやリサイクルしやすいインクカートリッジ、かさばる布団など捨て場所に困ったときはいつでも利用し、家の中をスッキリ整理・整頓できるわけです。
最近はスーパーでもこの取り組みに賛同し、駐車場の一角を回収拠点として買い物客がいつでも利用できるようにしています。
マンションではリサイクルステーションを設け、住人が利用できるようにしています。
拠点回収の言葉の使い方や使われ方
拠点回収の使い方は、「拠点回収について」「拠点回収にご協力ください」と使います。
拠点回収について特徴や情報を説明するときに「ついて」と付け足して使い、拠点回収を利用してほしいときは「ご協力ください」と付け足して使います。
リサイクルできる資源を回収する場所と伝えるため、拠点回収について役所や自治体のホームページなどで回収場所を公開しており、回収できる時間や使えない曜日など情報を公開しています。
そのホームページには回収できるものを詳細に書かれており、拠点回収に協力してもらうよう促す際に使われています。
拠点回収を使った例文(使用例)
拠点回収を使った例文をご紹介します。
・拠点回収についての詳細は各市区町村のホームページをご覧ください。
拠点回収の詳細を知るには各市区町村のホームページで公開しているので、各自でチェックしてほしいときに使う例文です。
・拠点回収するボックスは公共施設に設置しています。
拠点回収に協力するとき、初めて利用する人でも分かりやすいよう拠点は公共施設に指定している所が多いのが特徴的です。
・古着の拠点回収の日程は毎週金曜日に変わりました。
古着の拠点回収する日程は今まで水曜日でしたが、金曜日に変えたことを分かりやすく伝えています。
この変更情報も市区町村のホームページで公開しているため、確認するといいでしょう。
まとめ
拠点回収は、資源になるものを役所や学校に持って行き、捨てられる場所です。
この拠点回収の場所も年々増えており、多くの人が協力することでリサイクルできる資源をより多く集められますので、リサイクルもしやすくなります。
一人でも多くの人が協力することで、地球の限りある資源を大切にする活動に参加できる拠点回収はこれからますます増えていくでしょう。