「推量」と「推定」と「様態」の違いとは?

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「推量」の意味とは?

「推量」という言葉は「すいりょう」という読み方になり、「物事の事情や人の心などを推し量ること」という意味を持っています。

「推量」の言葉の使い方

「推量」は、「まだ起こっていないこれから先に起こるであろうことを、何の根拠や理由もなく、過去の経験や知識を元にして考える」ような場面で使われることになります。

「僕の推量だと、あの地域はおそらく大きな災害に見舞われることになるだろう」といったような使われ方をします。

「推定」の意味とは?

「推定」という言葉は、「推し量って定めること」という意味を持つ言葉ですが、法律の世界では、「ある事実に基づいたり、法律関係に照らし合わせて、反証が成立するまでそれ推し量ったことを正当と仮定すること」という定義があります。

「推定」の言葉の使い方

「推定」がよく使われる場面としては、イベントなどで入場者数や金額の表す時、事件などで年齢がはっきりしていない被害者の年齢を推定する場合などで使われています。

「今年の展示会は昨年の来場者を大幅に上回り、5万人と推定される」という表現ができます。

「様態」の意味とは?

「様態」とは「物事や事象のあり方」を指している言葉で、「様相」という言葉で言い換えることもできます。

「様態」の言葉の使い方

「様態」「対象となるものの様子がそのように見られる」ということを言い表した言葉で、「これからのAI活用の世の中のことを予想するためには、今の社会の様態をしっかりとリサーチしておく必要がある」という使い方ができます。

「推量」と「推定」の違い

「推量」「推定」の違いを見ると、「推量」「特にこれと言った根拠のない、全くの想像の環境で推し量ること」という意味で「ようだ」「〜だろう」と意味合いがありますが、「推定」「個人的な判断が含まれている上で、何かしらの根拠に基づき断定している」意味が強く「らしい」というニュアンスがあります。

「推量」と「様態」の違い

「様態」は、「物や行為のありさま、あり方」という意味合いが強く、そこには「推量」には含まれてない客観的な見解があります。

「推量」の類語と解釈

では、ここで「推量」の類義語を見ていくことにしましょう。

「仮想」

「仮想」という言葉が「推量」の類義語の1つととして挙げることができます。

「事実でないことを仮に設定して考えること」「仮定して想像すること」という意味になります。

「仮想敵国」という言葉がすぐに思い浮かんで来る人もいるでしょうが、ビジネスの世界では、「バーチャルリアリティー」として「仮想」が使われています。

「当てずっぽう」

「当てずっぽう」とは、「いい加減な見通しで物事を行ったり、進めること」を指していますが、面白いもので、「当てずっぽう」に行動しても、しっかりと的をはずさない人がいないでしょうか?まるで動物的勘とでも呼べる感じがします。

このような人の感性は、一体どんなふうになっているのか、不思議な気持ちになってきます。

「目算」

「目算」という言葉も「推量」の類義語として当てはまるでしょう。

「細かい計算を一切せずに、アバウトに見当をつけること」といったような意味合いがあります。

「予期した計画」「目論見」という言い方もできますが、「今年は目算がはずれて、業績がガタガタだ」というような使われ方をします。

企業では毎年、事業計画が策定されて、それに基づき事業活動を行っています。

しかし、何の根拠もなく、「目算」だけで、計画を立ててしまう部門も少なくありません。

その結果、年度末を迎えると、大幅な下方修正を余儀なくされてしまうこともあります。

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