「教え魔」とは?意味や使い方など概要

「教え魔」とは?新語・ネット用語

この記事では、「教え魔」の意味を分かりやすく説明していきます。

「教え魔」とは?意味

「教え魔」とは、請われてもいないのに、執拗に教えてくれる人を指す俗語です。

「魔」は人の心を惑わす悪鬼や、人を一つの事に熱中させるものや、偏執することを意味する言葉です。

そこから、「教える」事に熱中したり強く執着する人を「教え魔」と表現するようになったのです。

「教え魔」には、好ましくない意味合いが込められており、教えられる方が、有難迷惑な場合に使う言葉と言えます。


「教え魔」の概要

「教え魔」は、教える事が本職の人に対しては使う言葉ではありません。

教える事が仕事の人に教えてもらう事が、迷惑だと表現するのは、おかしい事だからです。

一般的に、この「教え魔」は、ゴルフ練習場やボーリング場で、プロではない人が、ゴルフで遠くに飛ばす理論に習熟していたり、またボーリング場でストライクを出すコツを理屈として知っているとの自負がある素人が、プレーしている人の後ろに立って、頼みもしていないのに、あれこれとレクチャーして来る人に対して使う言葉です。

この「教え魔」に関して、あるボーリング場で「教え魔禁止」の張り紙がされたと、話題になった事もあります。

「教え魔」はあらゆる分野で出現の可能性はありますが、一人で練習している初心者に対して上級者が指導すると言った態度で行われます。

従って、見ていて分かるものに対して、行われるのが一般的で、先に書いたボーリング場ややゴルフ練習場の他に、バッティングセンターや公園での将棋対局等でしばしば見られるものです。

「教え魔」は無料で初心者を指導してやっているとの親切心があるのですが、「教え魔」にあれこれ指導をされる方は、自分のペースが乱され、うるさい指導に対応せざるを得ない事が有難迷惑だと感じるのです。

「教え魔」に付き纏われやすいのは、一人で練習所等に来ている人で、見るからに人柄が良いと思えるタイプの人です。

従って、この「教え魔」の餌食とならないためには、最初に声を掛けられた際に、完全に無視して、迷惑である事を相手に知らしめるのが、一つの方法です。

また一人ではなく、二人で練習やプレーしている事で、余り「教え魔」につきまとわれる事は、亡くなるはずです。


「教え魔」の言葉の使い方や使われ方

「教え魔」は『今日もまた、例の教え魔がバッティングセンターで練習している俺に対して、ホームランの打ち方についてレクチャーの押し売りをしていると言えます。』のように使われ

「教え魔」の類語や言いかえ

「教え魔」の類語や言いかえとしては『教えたがり』や『迷惑なレクチャーマニア』等が上げられます。

まとめ

「教え魔」とは、請われてもいないのに、執拗に教えてくれる人を指す俗語です。

「教え魔」はゴルフ練習場やボーリング場やバッティングセンターで、一人で練習に取り組んでいる際に、声を掛けられる事が多いと言えます。