この記事では、「教会」と「モスク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「教会」とは?
「教会」は、キリスト教徒の為の礼拝施設です。
キリスト教は、イエス・キリストに対する礼拝のみを行う施設に当たり、この施設は礼拝以上の施設を有しておらず、懺悔室などこそありますが、基本、教会は礼拝のみしか行えない施設です。
「モスク」とは?
「モスク」はイスラム教徒の礼拝施設になります。
イスラムの「モスク」は、聖なる場所で礼拝を行うとともに食事を共にする施設も有しており、他にも沐浴など体を清める施設を内部に持ちます。
ただ、内部に持つ施設は、それぞれの「モスク」ごとに異なるためお風呂があるか、食堂があるかは不鮮明です。
「教会」と「モスク」の違い
「教会」と「モスク」の違いは祈りをささげる対象が異なります。
教会はイエス・キリスト「モスクは、アッラーが信仰の対象です。
つまり、キリスト教と、イスラム教の違いが両者の違いでそれぞれあがめる対象が違います。
「教会」の例文
・『教会で挙式を上げる』
この例は、キリスト教の文化権で夫婦となる式を挙げるという例です。
「教会」はキリスト教の文化を持つため、挙式は西洋式になります。
・『教会で懺悔する』
この例は、教会で罪を白状することです。
「教会」には懺悔室という物があり、その場で罪を告白し、許しを神に許しを得るを可能とします。
ただ、これは、牧師が罪人に対してどう向き合うかでもあるため、実際の所神が許しを与えているわけではないです。
「モスク」の例文
・『モスクで挙式を挙げる』
この例は、イスラム教方式で夫婦となる挙式を挙げるという例文です。
実は、イスラム教徒も結婚という式を挙げる際、「モスク」という礼拝施設を用いて挙式を挙げます。
なお、イスラムでの挙式は、アッラーから許しを得たという名目で挙式を行うため、結婚については神様のお許しを得て結婚をすることを許すというのがイスラムの挙式です。
・『日本にもモスクは存在する』
この例は、日本にもイスラム教の聖地が存在するという例になります。
おおよそ日本には、30以上もの「モスク」があり日本に住むイスラム教徒の方々の礼拝をおこなう施設として機能をしています。
まとめ
「教会」と「モスク」の違いは、崇めるべき対象者が異なります。
「教会」はイエス・キリストになり、「モスク」はアッラーを主神として称えます。
その為、両者はキリスト教徒と、イスラム教徒という違いに分かれかつ礼拝施設も西洋文化と東洋文化に分かれているのです。
なお、「モスク」は、信者の方と一緒に過ごすことを念頭に作られているが故、神に祈りをささげた後は、身を綺麗にするなどの他食事をともにするなどの施設があり、神に祈りをささげる前に食事や身を綺麗にするということも可能です。
逆に、「教会」はあくまで祈りを奉げることのみを重点としているため、食堂や沐浴などを可能とした施設はありません。