「斡旋販売」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「斡旋販売」とは?意味と使い方

この記事では、「斡旋販売」の意味を分かりやすく説明していきます。

「斡旋販売」とは?意味

「斡旋販売(あっせんはんばい)」とは、「売り手と買い手の間に入って商品あるいはサービスを販売すること」を意味しています。

「斡旋販売」というのは、「自らが直接的に販売するのではなくて、斡旋業者のような仲介の業者に仲立ちしてもらうかたちで商品・サービスを売ること」を示しているビジネス用語なのです。

「斡旋販売」とは簡単に説明すると、「自分自身が消費者に向かってダイレクトに売るのではなく、誰かに代わりにその商品やサービスを売ってもらうこと(商品を売ってもらう代わりに手数料・成果報酬などを支払う必要があるかたち)」のことなのです。

「斡旋販売」を利用することで斡旋業者に対してマージンを支払わなければならないのですが、「実際に商品・サービスを販売するチャネル(消費者・顧客との接点)を増加させられるメリット」があります。


「斡旋販売」の概要

「斡旋販売」というビジネス用語は、「斡旋」「販売」を組み合わせてつくられている言葉です。

「斡旋(あっせん)」というのは、「主にビジネス・売買をする双方の間に入って仲立ちすること、お互いの間を上手に取り持って売買契約などがスムーズに進むようにすること」を意味しています。

「販売」という日常的な言葉はそのまま、「商品あるいはサービスを需要のある顧客(消費者)に売ること」を意味しています。

それらの意味合いから、「斡旋+販売=斡旋販売」「売り手と買い手の双方の間を仲立ちするかたちで、代わりに商品やサービスを売る」といった意味を持っているビジネス用語として理解することができます。


「斡旋販売」の言葉の使い方や使われ方

「斡旋販売」は、「商品・サービスの販売を仲介して代わりに売ること」「売り手と買い手の間に入って代理的・効率的に商品を売ること」を意味して使うという使い方になります。

例えば、「労働組合の組員に対してお得な価格で斡旋販売している商品です」「保険商品の斡旋販売を委託していて契約が取れた業者にはマージンを支払っています」などの例文で使われているのです。

「斡旋販売」を使った例文(使用例)

・『関連会社がつくっている人気の製品を、社員に対して半額に近いリーズナブルな価格で斡旋販売しています。』

・『自社の新商品を斡旋販売したいと考えているのですが、郊外の見込み顧客にリーチできるような斡旋業者の数が少ないのです。』

・『斡旋販売という販売形式には、自社だけでカバーできない販売チャネルを増やせるメリットだけでなく、斡旋業者にマージンを支払わなければならないデメリットもあります。』

まとめ

「斡旋販売」というビジネス用語の意味や概要について解説しましたが、いかがでしたか?

「斡旋販売」というのは、「ある商品・サービスを売りたい人と買いたい人の間に入って、その売買が円滑に進むように仲介すること(=双方の間を仲立ちして商品を代わりに売ること)」を意味している用語です。

「斡旋販売」という経済用語の意味をリサーチしたい人は、この記事を参考にしてみて下さい。

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