この記事では、「日傘」と「雨傘」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日傘」とは?
「日傘」とは、日光を遮る為に使う「傘」のことを言います。
「日傘」は夏の季語としても使えます。
日焼けを防ぎたいということで夏だけでなく春頃の日差しが強い日から使うという人もいます。
雨の日には通常使わないのですが、「日傘」をさしている時に雨が降ってくる場合もあります。
梅雨時期、夏の夕立などに便利な「雨天兼用」の「日傘」もあります。
「雨傘」とは?
「雨傘」とは、雨降りの日に使う「傘」のことを言います。
「雨傘番組」という言葉がありますが、これは予定していたスポーツ中継などが悪天候により中止になった際、その代わりに放映する番組のことを言います。
「雨傘」の他の言い方として、さし傘、折りたたみ傘、こうもり傘、といったものもありますので併せて覚えておくといいでしょう。
「日傘」と「雨傘」の違い!
「日傘」と「雨傘」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「傘」で形も同じようなものですが、用途が違いますので混同しないようにしてください。
「日傘」とは基本的に雨の日には使わない傘のことです。
強い日差しを遮る為にさす傘で、素材は布製のものが一般的です。
ですが「雨天」と兼用できる「日傘」もありますので、そのような「雨天兼用日傘」は雨をはじく素材で作られています。
「雨傘」は雨降りの日に濡れないようにさす傘のことです。
当たり前ではありますが「雨傘」の素材に布製はありません。
コンビニや100円ショップなどで気軽に買える透明ビニール素材の「雨傘」は視界を遮ることがありませんので、案外重宝します。
一方で黒いビニール傘であれば、夏の日など雨が止み日差しがきつくなった時など「日傘」としてそのまま使うといったこともできます。
しかし布製の「日傘」は雨の日に使うといったことはできませんので、雨が降るかもしれない夏の日などは日差しを遮る黒っぽい色の「雨傘」か、「雨天兼用日傘」を持つことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「日傘」と「雨傘」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
「日傘」は持ち運びが面倒という場合もありますが、熱中症、肌のダメージなどのリスクを考えますと持っておいた方がいいアイテムと言えます。
どちらも折りたたみ式のものがありますので、そちらも持っておきますと便利です。