この記事では、「時々雨」と「一時雨」の違いを分かりやすく説明していきます。
「時々雨」とは?
「時々雨」とは、一日のうち、合計6時間以上、12時間未満雨が降ることを言います。
連続しての時間ではなく「1時間降って、2時間止んで、また2時間降り出す」といったように、降ったり止んだりを繰り返すような時に使う言い方となります。
「一時雨」とは?
「一時雨」とは、一日のうち、6時間未満降り続ける雨のことを言います。
「一時雨」は、一回降って止んだ後は雨は降らないという意味になります。
「時々雨」と「一時雨」の違い!
「時々雨」と「一時雨」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも天気予報で使われる言葉ですが、意味が違います。
似ていますが混同しないように気をつけてください。
どちらも24時間をベースにしているのは同じです。
「時々雨」とは24時間のうち、降ったり止んだりを繰り返すことを言い、合計6時間以上、12時間未満の間で雨が降っている時に使います。
つまり降ったり止んだりしても、合計にして3時間程度であれば、体感的には「時々雨」であっても言葉の意味としては当てはまらないということになります。
一方の「一時雨」とは6時間未満降り続ける雨のことを言います。
例えば朝に3時間降って、その後は雨が止めば「一時雨」と表現します。
「一時雨」は雨が止んだ後は降りません。
まとめますと「時々雨は一日のうち6時間以上12時間未満、降ったり止んだりする。
12時間以上降れば、雨と言います」「一時雨は、6時間未満、雨が降り、その後は降らない」となります。
つまり「時々雨」という予報の場合は一日中傘を持っていた方がいいという意味で解釈できます。
「一時雨」の場合、午前中に降ったのであれば午後から出かける際は傘はなくても大丈夫という目安になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「時々雨」と「一時雨」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも天気予報でよく使われる言葉ですが、意味が違います。
一日中傘の用意をしていた方がいいのが「時々雨」、降った後はもう降らないのが「一時雨」と覚えておいてください。