「桁違いの拡散」とは意味や概要

「桁違いの拡散」とは新語・ネット用語

この記事では、「桁違いの拡散」を分かりやすく説明していきます。

「桁違いの拡散」の意味

「インターネットを通じて、一気に情報が広まること」です。


「桁違いの拡散」の解説

「桁違いの拡散」「けたちがいのかくさん」と読みます。

意味は、「インターネットを通じて、一気に情報が広まること」です。

現代ではインターネットの普及により、個人が悪意を持って流したデマがあっという間に不特定多数の人に広まる様になっています。

2021年2月13日に東日本を襲った震度6強とい地震の直後に、SNS上で「福島で、外国人が井戸に毒を入れているのを見ました」というデマが広まったことに対して使われた言葉です。

大地震が起きる度に悪意のデマが拡散することが多く、古くは1923年の関東大震災」の直後に「朝鮮人が 井戸に毒を投げている」というものがあり、それを信じた市民が朝鮮出身者や中国人を虐殺するという事件が発生しました。

インターネット時代になると、デマの広まり方が早く、2011年の東日本大震災では「外国人犯罪が横行している」と拡散され、2016年の熊本地震では「動物園からライオンが逃げた」デマが拡散されました。


「桁違いの拡散」の使われ方

「桁違いの拡散」は、ネットのツイッターなどで情報が一気に広まる時に使われます。

「昔とは違って、デマも桁違いの拡散だ」「桁違いの拡散でも惑わされない様にするべき」などと言います。