この記事では、「極めて稀」の意味を分かりやすく説明していきます。
「極めて稀」とは?意味
起こりうる頻度/発生確率や絶対数が少なく、貴重であるさまをや特異なこと、例外なことなどを指す言葉ですが、建築物に作用する外力の程度を意味する用途もあり、最大級の外力を指します。
この場合の外力は地震を指すケースが一般的でまた、「極めて希な地震」は数百年に一度程度発生する地震という定義がありますが、建築用語において単に極めて希だけで外力を指すケースの実用例は少なく、地震との組み合わせで言葉として使われています。
「極めて稀」の概要
極めて稀は貴重さ、数の少なさを表すケースの使い方では最大級に近いレベルの言葉であり、希よりも圧倒的に貴重と言えます。
「稀に見る現象」よりさらに珍しいのが「極めて稀に見る現象」になります。
なお、極めて希であっても良いことに使われるとは限らず、天候不良や災害、事故なども極めて稀に起こるという表現が使われます。
すでに発生しているものだけでなく、今後発生しうるものを対象にも使われます。
「極めて稀」の言葉の使い方や使われ方
極めて稀なの使い方は幅広く、貴重な気象現象を指す、「極めて稀な彩雲が見られた」
動物として貴重な事態である「極めて稀なパンダの赤ちゃんが生まれた」
非常に幸運であったことを指す「衝突の規模のわりに怪我人がいなかったことは極めて稀だった」
単に珍しいことを指す「咲いた画像が極めて稀な花」
非常に発生率が低いことを指す「極めて稀な気象条件」
非常に巨大な地震の対処を指す「極めて稀な地震のための訓練をする」などの使い方があります。
「この地域では青空は極めて稀だ」となると青空という比較的よく見られる現象がこの地域では貴重で珍しいことであることが伝わります。
極めて稀の対象となるものは非常に広く、記録やアイデア、実在するものすべて、現象などにも使うことがてきます。
「極めて希」を使った例文
・『極めて稀な編成の電車が撮影できた』
この場合の極めて稀は列車が珍しい組み合わせで走っていることを指し、自分以外に多くの人が撮影していても極めて稀なことには変わりません。
・『極めて稀な構造のエンジンを採用している』
この場合の「極めて稀な」は他のメーカーとして非常に珍しいことを指し、製造台数が少ないかどうかの問題ではないので注意したほうが良いでしょう。
・『極めて稀な宝石』
珍しい宝石のことですが、この言葉の情報量の段階で高価と言い切ることはできません。
・『極めて稀なカード』
カードゲームでは数が少なく貴重なものがいくつかあり、極めて希という言葉が使いやすいジャンルです。
まとめ
「極めて稀」は貴重で数が少なく、珍しいことなどを指す言葉ですが、用途自体は非常に広く、あらゆる現象で極めて稀が起こりうる言葉です。
スマートフォンのゲームなどでは確立に左右される現象が多くなるため、極めて稀と思われるケースに触れることも多いといえるでしょう。