「横文字」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「横文字」とは?意味と使い方

この記事では、「横文字」の意味を分かりやすく説明していきます。

「横文字」とは?意味

「横文字」は、アルファベットやキリル文字など外国の文字のことを指し、縦ではなく横に文字を記すことから、「横文字」と呼ばれている物です。

ここで注意すべきは、外国の文字であればすべて「横文字」に相当するかという問題ですが外国の文字であればすべて「横文字」になるわけではありません。

何故なら、中国の漢字および、ハングル文字は縦書きであるため書籍においては「縦文字」です。

ですので、外国の文字をすべて「横文字」とするのは間違いになります。

なお、現在では、「横文字」は、外国から来た文化を文字に起こすことを「横文字」と言います。


「横文字」の概要

「横文字」は、本来は、文字を横に記載するのが氷人であるとする者のことでしたが、時代が進むにつれ海外から入ってきた文化を日本語で理解できるようにしたもののことを「横文字」と呼ぶようになりました。

その為、エンジンやディーゼルエンジンなどは実は横文字で、本来の日本語で言えば発動機になり、ディーゼルエンジンについては、ディーゼルという呼び名が呼びにくいことから、ジーゼルと発音され発動機と言われていたのです。

なお、「横文字」は、本来海外の文化や海外由来のものを日本語に翻訳することが難しい物を簡素化することが多いのですが、あえて日本語で言えるものを格好よく魅せるために「横文字」化させることもあり、IT系がまさに意味のない横文字群のオンパレードとなっています。


「横文字」の言葉の使い方や使われ方

「横文字」の使い方は、今現在では如何に海外由来のものを格好よく言い表すかということの為だけに使用します。

例えば、ブラックリストという「横文字」は、日本語で言えば出禁表ですが、あえてブラックリストという法が格好が良いのでこちらが定着しています。

「横文字」を使った例文

・『政治家の使う言葉は横文字だらけで意味が分からない』
この例は、政治家がフリップなどを用いて説明しても「横文字」がたくさん入り今一つ意味が分からないという例です。

「横文字」は海外由来のものを日本で分かるよう翻訳したものに当たりますが、つまりは、翻訳減の意味を全く理解していない者がその言葉を聞いても理解できません。

その為、「横文字」を大量に使用するのは、格好よさや自分は物知りだということを自負するのにはよいのですが、人に対して分かりやすく話をする場合不適切なのです。

まとめ

「横文字」という文化は、日本特有の文化で本来は、外国の文字の書き方の身を意味する言葉でしたが、現在では外国から由来した文化などをわかりやすく翻訳したものになります。

ただ、「横文字」は結局は、本来の外国由来の文化を知らないものが聞けば全く意味が分からない言葉です。

ここが、「横文字」の不得意な部分で、皆が理解できる言葉から離れており、その理由は単に海外の文化や由来するものを置き換える際にふさわしい言葉がないが故無理やり言葉を作ったが故に元々の言葉の語源を詳しく知らないとそれって何?という状況に陥りやすいのです。

意味と使い方
意味解説辞典