「横柄」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「横柄」

横柄という言葉を知っている人が多いですね。

読み方も「おうへい」と言い、基本的にはあまり良いことに使われる言葉ではありません。

よく聞く言葉だけど、しっかりとした意味を知らない人は覚えておくと便利です。

「横柄」は元々「押柄(おかしら)」という言葉を音読したことが由来になっています。

押柄の意味は押しの強い人柄という意味になっているのですが、これが中世になると音読されて「横柄」と読むようになりました。

「横柄」の意味

横柄とはあまり良いときに使う言葉ではありません。

意味は「人を見下したようなえらそうな態度をとるさま」とあります。

そして、反対語は「謙虚」です。

言葉や態度で相手を自分よりも下に見ていることをあらわすことです。

相手に横柄な態度を取られてうれしい人はいませんよね。

似ている言葉に「傲慢」がありますが、どちらもえらそうな態度で人を見下すという意味になります。

傲慢と横柄はほぼ同じ意味だということを覚えておきましょう。

ただ、横柄は良い言葉ではないので、うっかり誰かに話してしまったら人の悪口になってしまうので、使うときは気をつける必要があります。

そのため、あまり多様するとよくないので、あまり使わない方が良いですね。

「横柄」の言葉の使い方

横柄は他人を軽んじた態度や無礼、無遠慮なことをさして使われます。

そして、一番使われる良い方で「横柄な態度」というと、態度だけでなく、「他人を軽んじる傾向にある」という性格も表せるので態度だけでなく性格にも用います。

どちらにしてもあまり良い意味で使うことはないので、覚えておきましょう。

よく似た言葉に「傲慢」とありますが、これはその人の人格や考え方といったものを意味するのに対して「横柄」は態度や行動に対して使うので、少し使うところが違います。

また、傲慢は地位が高い人が下の人を見下すという意味合いで使われます。

「横柄」を使った例文・短文

横柄はよく使われる単語でありますが、意味がわかっても実際にどのように使ったら良いかわからない人も多いです。

また、横柄はどのように使うのか具体的な例文がないと使うことが難しいですね。

では、横柄を使った例文を紹介するのでどんな風に使うのか参考にしてくださいね。

「横柄」の例文1

「横柄な駅員の態度に頭にきた」

人に対しして使う言葉で横柄な態度というと、腹がたつことが多いですね。

横柄な態度をとられてうれしいと思う人は、まずいないでしょう。

横柄は態度に使うことが多く横柄な態度をとられると頭にくることが多いので良い意味ではないのがわかりますね。

「横柄」の例文2

「横柄に股を広げていすに座る」

股を広げてというとどこか偉そうなイメージがありますが、やはり横柄という言葉を使います。

横柄は偉そうな態度をしているときに使うので、股を広げていすに座るので、偉そうな人を見下した態度をとっているのでしょう。

「横柄」の例文3

「強がった横柄な口調は不安やおびえを隠すための虚勢にすぎない」

横柄な口調なので、態度だけでなく、話し方にも使われます。

横柄な口調で偉そうな話し方になるのですが、どちらにしても人を見下した偉そうな言い方を指すときに使います。

横柄な口調といわれると良いときには使わないので、悪い言い方だと考えましょう。

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