この記事では、「正夢」と「デジャブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「正夢」とは?
「正夢」は(まさゆめ)と読み、事実と一致する夢。
将来、それが現実になる夢です。
反対語は、逆夢(さかゆめ)と言い、 現実とは逆のことを見る夢。
実際には逆のことが起こるような夢です。
正夢と似た言葉に「予知夢」(よちむ)があります。
「予知夢」は何が起こるかと前もって知る夢を言います。
正夢は、見た夢が本当になることで、実際体験しなければ、それが正夢が否かわかりません。
それに対して、予知夢というのは、夢の中で未来に対してのメッセージを受けとることです。
未来に起きることに関して前もって知らせが「予知夢」というのに対して、夢で見たものと全く同じ事が現実でも起きるのが「正夢」です。
例文1:この夢が正夢になれば大変なことになる。
例文2:母が、正夢を見たと言う。
「デジャブ」とは?
「デジャブ」は一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられることを言います。
「デジャブ」は日常使用する言葉で、正式には、「デジャヴ」または「デジャヴュ」「デジャビュ」と表記します。
フランス語の「deja-vu」が由来です。
日本語では既視感(きしかん)と言います。
例文1:「初めて行った観光案内地でデジャヴを感じた」
例文2:「彼女と会話をしながらどこかで会ったことがあるように思った。デジャヴかと思った」
デジャブに近い表現として、「初めてなのに懐かしさを覚える」や、「どこかで見たような気がする」と具体的に説明することもできます。
デジャブの原因は様々ありますが、「脳の錯覚」という説があります。
膨大な量の情報や経験したことを記憶していく中で、伝達ミスや今経験した事がまるで過去に経験したかのような錯覚に陥ることが原因と言われています。
またストレスが多い人や、脳内への情報量が多い10代、20代に「デジャブ」を見る人が多いと言われています。
「正夢」と「デジャブ」の違い
「正夢」と「デジャブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「正夢」:現実と合致する夢を意味します。
「デジャブ」:一度もみたことはないのに、見たことがあるような感覚を言います。
「正夢」が「夢」であるのに対し、「デジャブ」は、夢ではなく、見たことがあるという「感覚」です。
「夢」と「感覚」の違いが一番わかりやすく表現できます。
まとめ
「正夢」と「デジャブ」の違いを説明しました。
「正夢」は現実と合致する「夢」を言い、「デジャブ」は見たことのあるような「感覚」を表します。
「正夢」が本当にあるかどうかという事が、科学的に実証はされていません。
また「デジャブ」についても「脳の影響」と考えられますが、脳自体解明されていないことが多くあり、諸説あります。
ただどちらも多くの人が経験している不思議な「夢」と「感覚」です。
2つの言葉の意味を知ると、会話が弾むきっかけになるかもしれません。
違いを知って、上手にコミュニケーションをとっていきましょう。