人気ブログの記事を読んでいると、つかみどころのない表現が出てきて戸惑うこともあります。
この記事では、「気持ちが入り混じる」の意味を分かりやすく説明していきます。
曖昧な表現を、今すぐ学んでいきましょう。
「気持ちが入り混じる」とは?意味
「気持ちが入り混じる」とは、ひと言では言い表せないくらい、色々な感情がこみ上げてくること。
悲喜こもごも、複雑に混じり合っていることです。
私たちの心の中には「喜怒哀楽」色々なパーツがあります。
喜びたいときもあれば、怒りたくなるときもあります。
そして喜びたいけれども何かの理由が頭をよぎって、素直にバンザイできないこともあります。
また大泣きしたいけれども、プライドが邪魔をして泣くに泣けないこともあります。
このように、色々な感情がまじり合って、自分でも説明がつかないことを「気持ちが入り混じる」といっています。
私たちの心が、そう単純ではないことを教えてくれる重要な表現です。
「気持ちが入り混じる」の概要
「気持ちが入り混じる」は「期待と不安が入り混じる」から生まれたものです。
「期待と不安が入り混じる」とは「楽しい気持ちと怖い気持ち」が同時にやって来ること。
うれしい気持ちが半分、不安な気持ちも半分はいった感情のことです。
この言葉を省略したものが「気持ちが入り混じる」。
ひと言では言い表せない感情が交錯している様子をあらわします。
「気持ちが入り混じる」というと、ネガティブな表現のように聞こえます。
けれども客観的にとらえると、決してそうとは言い切れないもの。
一度に複数の感情を抱えることは、人間として当たり前の行いだからです。
「気持ちが入り混じる」というのは、逆をいえば「バランスの良い、物の見方ができている」証拠。
物事の細かい部分までよく熟慮しているからこそ、こうした感情を抱くことができるのです。
「気持ちが入り混じる」の言葉の使い方や使われ方
「気持ちが入り混じる」はこのように用いていきます。
・色々な気持ちが入り混じるなか、ヨーロッパに出発した。
・彼は悲しみや怒りなど、複雑な気持ちが入り混じった面持ちをしていた。
・素直に会いたい気持ちと、会いたくない気持ちが入り混じっている。
「気持ちが入り混じる」は2つ以上の感情で、揺れ動くありさまを伝える表現です。
そのため白黒つけにくい状況で用いることが多いです。
「気持ちが入り混じる」の類語や言いかえ
「気持ちが入り混じる」の似た表現には、次のようなフレーズもあります。
・期待と不安が入り混じる
・悲喜こもごも
・笑いあり涙あり
「悲喜こもごも」とは、悲しい気持ちと喜ばしい気持ちが、次々にやって来ることです。
「笑いあり涙あり」はドラマチックな生き方を伝える表現です。
まとめ
「気持ちが入り混じる」の意味や使い方をチェックしました。
「気持ちが入り混じる」とは、2つ以上の感情が複雑に混ざっていること。
嬉しい気持ちと不安な気持ち、プラスとマイナスの気持ちが込められた場合に用います。
前向きな人生を送る糧として、この言葉をおさえていきましょう。