「流石に」と「やっぱり」の違いとは?分かりやすく解釈

「流石に」と「やっぱり」の違い違い

この記事では、「流石に」「やっぱり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「流石に」とは?

「流石に」「さすがに」と読みます。

意味は、「あるものごとについて、認めはするものの、違うものがあったり、反対の気持ちがあること」です。

ある条件を一応認めているものの、「そうは言ってもやはり」という部分があることを言います。

「流石」「期待通りであると改めて価値を認める気持ち」という意味で、「流石北海道は寒い」などと使います。

そして「流石に」「に」が付くことで、やや否定の意味が入るのです。

基本的に「流石に~ない」「~だが、流石に」として使われることが多く、「大好物だが、流石にこんなに食べきれない」「すごく楽しかったけれども、さすがに疲れた」などと言います。


「やっぱり」とは?

「やっぱり」「予測した通りになること」という意味です。

思った通りになった時に使われる言葉で、「案の定」と言い換えられます。

「やっぱり」「やはり」が変化した言葉で、漢字で書くと「矢張り」になります。

元は「やはら」という古語で、「やはらか」として使われ、「そのままの状態にしておく」という意味でした。

ここから演じて「以前と比べて変わらない様子」という意味になり、「どう考えても結局当初の予想通りになること」という意味で使われる様になったのです。

「やっぱり」は砕けた言い方ですので、正式の場では使えません。

ビジネスで目上の人や取引先に対しては「やはり」を使う様にしましょう。


「流石に」と「やっぱり」の違い!

「流石に」「あるものごとについて、認めはするものの、違うものがあったり、反対の気持ちがあること」です。

「やっぱり」「予測した通りになること」です。

まとめ

今回は「流石に」「やっぱり」の違いをお伝えしました。

「流石に」「そうは言っても」「やっぱり」「案の定」と覚えておきましょう。

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