この記事では、「炭」と「薪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「炭」とは?
「炭」の意味と概要について紹介します。
「炭」の意味
「炭」は「すみ」と読みます。
意味は「木を切り長時間蒸し焼きにし、黒くさせたもの」のことです。
「炭」の概要
「炭」は、木をじっくり時間をかけて蒸し焼きにして、黒く乾燥させたものを言います。
火を付けると火力が安定していて、調整がし易い為に、バーベキューなど野外での料理に向いています。
ホームセンターなど比較的安価で販売されています。
「炭」には主に以下の3つの種類があります。
「黒炭」は、クヌギやナラなどから作られ、火が付き易く煙が少ないのが特徴です。
「白炭」は、「備長炭」など高級な炭のことを言い、火力が安定していて長持ちするのが特徴です。
「木炭」は、マングローブなどから作られる最も手頃な炭で、バーベキュー用としてホームセンターなどで販売されています。
「薪」とは?
「薪」の意味と概要について紹介します。
「薪」の意味
「薪」は「まき」と読みます。
意味は「木を切り出して燃料用にしたもの」のことです。
「薪」の概要
「薪」は、自然に生えている木をそのまま切り出して燃料用にしたものを言います。
火力調整が難しく、たき火や釜風呂などに使われます。
ホームセンターで売られていますが、料理をするのには向いていません。
「薪」には主に以下の2つの種類があります。
「針葉樹」はヒノキ、マツ、スギなどで、燃えやすいのですが長持ちしません。
「広葉樹」はカシ、クヌギ、ナラなどで、終えにくいのですが長持ちします。
「薪」はキャンプ場などで許可されている場合、自然の木切れを拾って来ても利用できます。
「炭」と「薪」の違い!
「炭」は「木を切り長時間かけて蒸し焼きにしたもの」です。
「薪」は「木をそのまま切ったもの」です。
まとめ
今回は「炭」と「薪」の違いをお伝えしました。
「炭は料理」、「薪は燃料」と覚えておきましょう。