この記事では、「無知」と「無関心」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無知」とは?
「無知」の意味と使い方について紹介します。
「無知」の意味
「無知」は「むち」と読みます。
意味は「ものごとに対して知識または知恵のないこと」です。
「無知」の使い方
「無知」は、あるものごとについて知識が全くないことを言います。
そのものごとを経験したことがない、見聞きしたことがなく、それについて学ぶ機会が来るまで全く知識がない状態を表します。
人は生まれた時には誰もが「無知」の状態ですが、家庭で親にしつけられたり、学校で学んだり、人と交流することを経て、知識を身に付けていくのです。
「無知」は、上記の様な過程が不足している人と見られ、悪いイメージになる言葉です。
ただし、「無知」はあくまで現在のその人の状態を表すものであり、本人の努力次第で克服できるものです。
「無関心」とは?
「無関心」の意味と使い方について紹介します。
「無関心」の意味
「無関心」は「むかんしん」と読みます。
意味は「ものごとに興味を示さなかったり、気にかけないこと」です。
「無関心」の使い方
「無関心」は、あるものごとに対して興味を示さなかったり、全く気にかけないことを言います。
あるものごとを経験したり、見たり聞いたりしても気持ちが引かれずに、それについてより知ろうとしないことを表します。
学ぶ機会があっても、本人の意思で学ぼうとしない状態で、性格的なものであり、本人が意識改革しない限り変わりません。
ただし、プライドが高かったり、人からの評価が気になる人などが本心を隠す為に「無関心」を装うこともあります。
「無知」と「無関心」の違い!
「無知」は「ものごとに対して知識または知恵のないこと」です。
「無関心」は「ものごとに興味を示さなかったり、気にかけないこと」です。
まとめ
今回は「無知」と「無関心」の違いをお伝えしました。
「無知は知識がないこと」、「無関心は興味がないこと」と覚えておきましょう。