「無賃乗車編」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「無賃乗車編」とは?意味と使い方

この記事では、「無賃乗車編」の意味を分かりやすく説明していきます。

「無賃乗車編」とは?

「むちんじょうしゃへん」と読み、人気アニメ「鬼滅の刃」【きめつのやいば】の劇場版が、地上波で放送されたときに作られた言葉です。

「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)による日本の漫画作品です。

「週刊少年ジャンプ」(集英社)において、2016年第11号から2020年第24号まで連載されました。

テレビアニメは、ufotable制作で、2019年4月から9月まで「『鬼滅の刃』竈門炭治郎立志編」【きめつのやいばかまどたんじろうりっしへん】として放送され、その話に続く形で、映画の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」【げきじょうばんきめつのやいばむげんれっしゃへん】が上映されました。

映画は、原作コミックスでは、第7巻~8巻に収録されている部分になります。

上映されると、大変話題となり、日本歴代興行収入第1位となりました。

そして、2021年9月25日に、フジテレビ系列の「土曜プレミアム」において、地上波で初めて放送されました。

そのとき、TVで視聴している人々がつぶやいた「無賃乗車」や、「各駅停車」のワードが話題となりました。

映画の中盤まで、CMが多かったこともあり、無料で映画を観ているので、CMの多さは我慢しようという意味で、「映画のCM多めだけれど、無賃乗車だから文句は言えない」などと、ツイートする人が多くいました。


「無賃乗車編」の概要

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、後半部分に重要な戦いのシーンがあるので、そのシーンをカットしないために、「土曜プレミアム」では、前半はCMが多くなっていました。

そのため、映画を観ている人達のなかで、「CM多すぎ」や、「各駅停車編」「無賃乗車だから文句は言えない」などというワードがトレンド入りしていました。

映画館で観た後に、TVで観た人は、全集中出来なくて、別物のようだと感じた人もいたようです。


「無賃乗車編」の言葉の使い方や使われ方

「鬼滅の刃」の映画について語るときに使います。

例えば、「感染症が怖くて映画館に行けなかったから、まだ、『鬼滅の刃無賃乗車編』しか観てないんだ」などと、使用します。

「無限列車に無賃乗車する」とも言います。

この返しとして、「CM無しで観たいなら、お金を払おう」というワードも定番になりました。

「無賃乗車編」の類語や言いかえ

類語に、「各駅停車編」【かくえきていしゃへん】があります。

これは、CMごとに本編がストップし、映画の世界から、現実に連れ戻されてしまう為です。

まとめ

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、日本歴代興行収入第1位の映画で、地上波で放送される時も大変話題になりました。

映画が放送されると、インターネット上でも、「無賃乗車編」や、「各駅停車編」、まるで5分に1度CMが入るように感じられることから、「山手線」「CM多すぎ」など、様々なワードが出ていました。

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