この記事では、「留年」と「休学」の違いを分かりやすく説明していきます。
「留年」とは?
「留年」の意味と使い方について紹介します。
「留年」の意味
「留年」は「りゅうねん」と読みます。
意味は「進級または卒業に必要な単位が取れずに、同じ学年に居続けること」です。
「留年」の使い方
「留年」は、進級や卒業に必要な単位が取れずに、同じ学年のまま居続けることを言います。
特に手続きは必要なく、試験で単位が取れなければ卒業証書が貰えず、自動的に留年になります。
一定年数を超えると退学になり、在学限度期間は大学の場合は8年とされています。
「留年」は、在学期間に含まれ、授業料も通常通りに支払わなければなりません。
落した単位が1教科だけであっても、授業料は変わらないのです。
また、「留年」すると奨学金は停止されます。
「休学」とは?
「休学」の意味と使い方について紹介します。
「休学」の意味
「休学」は、「その学校に在籍しながら許可を取り、一定期間休むこと」です。
「休学」の使い方
「休学」は、その学校に在籍しながら許可を取り、一定期間授業を休むことを言います。
学校に事前に目的や期間などを書いて申請する必要がありますが、内容次第では許可が下りない場合もあります。
休学期間中は在学期間に含まれず、授業料は免除されますが、「在籍費用」を支払う必要があります。
「休学」は、「海外留学」や「経済的な理由」が多く、中には「長期インターンシップ」という理由もあります。
最近ではきちんとした目的があれば、1年位の「休学」ならば特に問題はないとしている企業も多くあります。
「留年」と「休学」の違い!
「留年」は「進級または卒業に必要な単位が取れずに、同じ学年に居続けること」です。
「休学」は「その学校に在籍しながら許可を取り、一定期間休むこと」です。
まとめ
今回は「留年」と「休学」の違いをお伝えしました。
「留年は同じ学年を続ける」、「休学は一定期間学校を休む」と覚えておきましょう。