「皮肉」と「嫌味」の違いとは?分かりやすく解釈

「皮肉」と「嫌味」の違い違い

この記事では、「皮肉」「嫌味」の違いを分かりやすく説明していきます。

「皮肉」とは?

「皮肉」の意味と使い方について紹介します。


「皮肉」の意味

「皮肉」「ひにく」と読みます。

意味は「皮と肉のこと」「うわべだけのこと」「遠まわしに相手に意地悪いことを言ったり、非難したりすること」「期待していたのとは違う結果になること」です。


「皮肉」の使い方

「皮肉」は、日常で使う時には主に以下の2つの意味になります。

1つ目は「遠まわしに相手に対して意地悪を言ったり、非難したりすること」という意味で、明るい性格の人に対して「あなたはいつも楽しそうね」などと使います。

2つ目は「期待していたのとは違った状態になること」で、「皮肉にも本命の彼の弟と付き合うことになった」などと使います。

人に対して使う時には1つ目の意味で、上記の例で言えば「あなたは空気が読めない人ね」と言いたいところを遠まわしに表現しているのです。

「嫌味」とは?

「嫌味」の意味と使い方について紹介します。

「嫌味」の意味

「嫌味」「いやみ」と読みます。

意味は「相手が不快になる言葉や態度」「気取った態度」です。

「嫌味」の使い方

「嫌味」は、日常で使う時には以下の2つの意味になります。

1つ目は「相手が不快になる様な言葉や態度で、直接分かる様にするもの」という意味で、上記の明るい性格の人に対しては「あなたは悩みなんかないでしょうね」と、相手に対して失礼な言い方をすることを言います。

2つ目は「気取ってつんけんした態度」という意味で、わざと丁寧な言葉遣いをして、相手を見下すような言動のことを言います。

「嫌味」は基本的に、人が不愉快になる様なことを直接言ったりしたりする時に使われます。

「皮肉」と「嫌味」の違い!

「皮肉」「遠まわしに相手を非難すること」です。

「嫌味」「直接相手を不快にさせる言動をすること」です。

まとめ

今回は「皮肉」「嫌味」の違いをお伝えしました。

「皮肉は遠まわし」「嫌味は直接」と覚えておきましょう。

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