この記事では、「盛ってる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「盛ってる」とは?意味
話に出てくるものの数値を増やしたり、エピソードを大げさにしたり、髪型の体積を増やしたり、胸を大きく見せるなどのことを指す言葉で、「盛ってる」の特徴としてすべてウソということではなく、事実をより派手に脚色した話などを指し、例えば「この前50円拾った」という話が盛ってる前だとすると、「この前50円玉拾ったんだけど、その50円玉が1000円で買い取られることもある昭和62年の50円玉だった」という話になるとかなり盛ってる話になります。
相手が面白いと思いつつなおかつ盛ってるとバレないちょうどいいバランスが理想といえ、いかにも盛ってる話のほうがかえって簡単ともいえます。
経歴を「盛ってる」とすると背を高くしたり、学歴をごまかしたりということになりますが、年齢を下げる、体重を下げるなどはサバを読むという言葉があります。
「盛ってる」の概要
バラエティ番組のエピソードトークにおいてよく使われる言葉で、面白くしたい、目立ちたいという熱意が原動力になっていますが、あからさますぎるとバレてしまうという原則はどの場でも変わりません。
「盛ってるだろ」などと疑いをかけるという使い方も見られます。
一般人の会話ではそこまで話を盛る必要がないのですが、あまり出来すぎた話であると「盛ってる」という疑いがかけられることはあるでしょう。
掲示板やTwitterではテレビなどの感想以外はそう多く使われる言葉ではありません。
また凄すぎるものの表現として使うこともでき、「メジャーリーガーの大谷翔平選手の成績って知らない人に言ったら絶対盛ってるって言われるだろう」と言うような使い方ができます。
「盛ってる」の逆ということはほぼ言葉として使われず、テレビにおいては編集したなどが近い言葉ではあります。
「盛ってる」の言葉の使い方や使われ方
「結婚式に出席するので髪を盛ってる」「この人、胸盛ってる気がしない」このふたつの系統が外見に関する「盛ってる」の使い方のメインです。
これらは実際に堆積があるということになります。
「このタレント話をうまく盛ってるなあ」この場合評価とも批判とも撮れる言葉で、相手の口調などでしか判断ができません。
「すいません、話を盛ってるとバレました」 この場合盛ってる事がバレて詫びるという使い方になりますが、テレビではそこまで重い罪ということはありません。
「盛ってる」の類語や言いかえ
外見においての盛ってるという言葉は「増量している」「増してる」等が挙げられますが「盛ってる」の方がポピュラーといえます。
話については「話を広げすぎている」「架空のエピソードを盛り込んでいる」「撮れ高を気にしすぎた話になっている」などが言いかえといえます。
まとめ
「盛ってる」という言葉はテレビ中心に使われる言葉で、全部ウソではないものの、話を広げている様子を中心に指します。
髪や胸を盛ってるという言葉に関してもゼロからということはありません。
