「目的」の意味とは?
まず、目的というのは存在意識を指しています。
例えば、仕事をしている時、その仕事の目的は自分の存在意義であり、例えばカウンセリングであればカウンセリングに来る人たちの生活を良くすること、が目的になりますね。
教師があれば、生徒たちを教え導くということが目的になります。
「目的」の言葉の使い方・読み方
目的という言葉は「もくてき」と読みます。
仕事に就く時も、その仕事に就く目的を持ってビジネスなどを始めるのではないでしょうか。
起業するときには自分が得意なサービスを他の人に提供したり、お金を貯めたり、という目的を持ちますね。
「目標」の意味とは?
目標というのはゴールまでの過程に設定している結果のことを指します。
ゴールから現場までどのくらいあるのか、ということを理解するための指標でもあります。
例えば、起業し、年間いくらのお金を貯めたいかゴールを決めているとしましょう。
その場合、年間でいくらかということも大切ですが、毎月いくら貯めるかということも大切です。
その毎月いくら貯めるか、という細かなものが目標になります。
「目標」の言葉の使い方・読み方
目標という言葉は「もくひょう」と読みます。
細かに定めたゴールを指しており、例えば学校の試験ならば、大学受験をゴールとし、模擬試験でどの程度取る、などと目標を定めることもありますね。
最近のビジネスリーダーたちはこの目標を目的と履き違えてしまっているとも言われています。
目標と目的は違いますので気をつけましょう。
「役割」の意味とは?
役割というのはその目標を達成するために自分がしなければいけない分担を指しています。
例えばビジネスではグループで仕事をしなければいけないことがあります。
その際、役割分担をするのではないでしょうか。
目標を叶えるために設定された自分の仕事を役割といいます。
「役割」の言葉の使い方・読み方
役割は「やくわり」と読みます。
あくまで自分が果たさなければいけない責務のことを指しており、仕事に関わるならば誰もに役割が与えられています。
自分ではできないと思ったら助けを求めることも大切ですし、余裕があるならば他の人の役割を助けても良いでしょう。
「目的」と「目標」の違い
目的はなぜそんなことをするのか、という課題になります。
例えばビジネスをするならば、お客様に喜んでもらいたい、より良い商品を提供したい、などといった目的を持ちます。
そしてその目的を達成させるために「いつまでにこの商品を開発する」「いつまでにこの商品でいくらの売り上げを得る」などといった目標を定めます。
そのため、目的と目標が違うのです。
「目的」と「役割」の違い
目的というのは存在意義を指しますが、役割というのは1つの目的を成功させるための分担した内容になります。
例えば、どのようなサービスをお客さんに提供するのか、いくら売り上げを求めるのか、という目的をもって行動する時、自分1人では全てを実現させられません。
例えばサービス内容の企画書を建てる人がいれば、そのサービスが実現可能かどうか考える人がいます。
必要に応じてしなければいけないこともあります。
さらにそれを実現させていくために役割分担をしなければいけないこともあるでしょう。
「目的」の英語
目的という表現の英語は“purposes”になります。
あるい“why you got this occupation”、“The reason why are you got this job”でも良いかもしれません。
なぜこの仕事を始めたのか、なぜこの職業についたのか、という意味になります。
「目標」の英語
目標という表現を英語にする“goal”になります。
日本語でもゴールと言いますので、わかりやすいですね。
しかしだからといってゴールが目的というわけではありません。
ゴールがいくつも積み重なって目的を叶えることになりますが、目標達成させていくことでゴールに到達できるのです。
「役割」の英語
役割という言葉は“role”になります。
演劇などでも自分の役割を“role”と表現します。
自分の役割をこなしていくことで目標が達成でき、その目標を達成していくことで目的を果たすことが可能になります。