「真髄」と「心髄」は、どちらも「しんずい」と読みますが、違いを知っていますか。
この記事では、「真髄」と「心髄」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真髄」とは?
「真髄」とは、そのものの本質のこと、その道の奥義のことです。
「神髄」と書くこともあり、「真髄」と書いても「神髄」と書いても間違いではありません。
本質は、物事の根本的な性質や要素のことを意味します。
奥義とは、学問や武芸の最も大切な部分のことです。
つまり、「真髄」はそのものの根本的な性質や要素のこと、その道の大切な事柄を意味していることになります。
「真髄」の類語に「極意」があります。
「極意」は、学問や武芸などの核心となる大切な事柄という意味を持っています。
「真」という漢字には、まこと、ほんとうのという意味があり、「髄」という漢字には、ものごとの中心、大事なところという意味があります。
「心髄」とは?
「心髄」には、3つの意味があります。
1つめは、中心にある髄のことです。
髄にはいくつかの意味がありますが、中心にある髄がいう「髄」とは骨髄のことを指しています 2つめは、物事のもっとも重要になる部分のことです。
3つめは、心の底という意味です。
「心」という漢字には、まんなか、大事な部分という意味があります。
「真髄」と「心髄」の違い
「真髄」は「神髄」とも書き、そのものの本質、その道の奥義のことを意味しています。
「心髄」には3つの意味がありますが、「真髄」と似ている意味は、物事のもっとも重要になる部分・事柄という意味です。
この意味で使われる場合は、「真髄」とほぼ同じ意味です。
まとめ
「心髄」にはいくつか意味がありますが、「真髄」とほぼ同じ意味も持っています。