「移設」と「移転」の違いとは?分かりやすく解釈

「移設」と「移転」の違い違い

この記事では、「移設」「移転」の違いを分かりやすく説明していきます。

「移設」とは?

「移設」の意味と使い方について紹介します。


「移設」の意味

「移設」「いせつ」と読みます。

意味は「設備や施設などを、他の場所に動かすこと」です。


「移設」の使い方

「移設」は、設備や施設などを、他の場所に移して設置することを言います。

「設備」とは、その建物を維持するのに必要なもので「空調設備」「生産マシン」「ホストコンピュータ」などがあります。

「施設」とは、ある目的の為に建設されたもので、「福祉施設」「図書館」「公民館」などのことです。

「移」「うつす」とも読み、「他のところへ動かすこと」「位置が変わること」という意味、「設」「もうける」とも読み「物を備え付ける」という意味、「移設」「他のところへ動かして物を備え付ける」という意味です。

「移転」とは?

「移転」の意味と使い方について紹介します。

「移転」の意味

「移転」「いてん」と読みます。

意味は「事務所や役所などの、場所や住所を移すこと」「権利を他に移すこと」です。

「移転」の使い方

「移転」は、日常で使われる場合には、建物の場所や住所を移すことを言います。

例えば、会社や役所などが、機能はそのままで「住所」を移す、つまり引越す時に「移転」と言います。

「移設」で紹介した「設備」「施設」も、建物ごと「住所」を移す場合には「移転」と使っても間違いではありません。

「移設」「移転」では、「住所が変わる場合」は意味が重なるのです。

「転」「ころがす」とも読み「場所を変える」という意味、「移転」「他のところへ場所を変える」という意味です。

「移設」と「移転」の違い!

「移設」「設備や施設を他の場所に動かすこと」です。

「移転」「住所や権利を他に移すこと」です。

まとめ

今回は「移設」「移転」の違いをお伝えしました。

「移設は設備や施設」「移転は住所や権利」と覚えておきましょう。

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