この記事では、「稀有」と「希有」の違いを分かりやすく説明していきます。
「稀有」とは?
稀有とは、けうか或いはきゆうという読み方をする言葉です。
ただし通常はけう、という読み方をする言葉として扱われています。
漢字で表記されたこの言葉を見れば分かりますが、めったにないといった意味がある稀の文字に、あるとか存在するといった意味を持つ有の文字を付け加える事で成立した言葉です。
だからこそ稀有とは、めったにない事を意味する言葉となっています。
「稀有」の使い方
稀有という文字、特に稀の漢字は文章で日常的に見掛ける事は多くなかったりします。
それもそのはずで、稀有の稀の字は常用漢字に含まれていません。
お陰で公的な文章では、この稀という文字自体を使う事が出来ないため、文章等で見掛ける機会は限られているのです。
もっとも公的な文章ではない文章には使用可能なので、稀有な才能といった表現を見掛ける事はあります。
「希有」とは?
希有には、けうという読み方ときゆうという読み方の2つが存在しているのです。
ですが、けうという読み方をするのが一般的な言葉となっています。
そんな希有ですが文字で表記されているこの言葉を見れば分かる様に、まれとか少ない、珍しいといった意味を持つ希に、存在とか生存等の意味を持つ有の字を足す事で誕生した言葉です。
そのため希有は、大変珍しい事といった意味を持っています。
「希有」の使い方
希有はめったにないとか、珍しい事を意味する言葉として使用されているのです。
しかもこの希有という言葉は、文章として見掛ける事も決して珍しくありません。
具体的な使い方としては、希有な存在といった形で言葉と文章で使われる事が多く見られます。
「稀有」と「希有」の違い
稀有と希有は見比べれば分かる様に、最初に稀の文字が付くか希が付くかの違いがあるのです。
ですがどちらもけうか或いは、きゆうと全く同じ読み方をします。
しかもこの2つの言葉は、全く同じ意味を持っている点もややこしいです。
それもそのはずでこの2つは同じ言葉なのですが、稀有の方の稀は常用漢字ではありません。
そのため常用漢字である希を代用して、希有として使用しているだけです。
「稀有」の例文
・『彼は稀有な才能を持つスポーツ選手です』
・『この地域で1週間も続けて雪が降り続くのは稀有な事と言えます』
「希有」の例文
・『彼が1ヶ月以上も遅刻しないなんて、希有な出来事です』
・『彼女は絵本作家として希有な才能を持っています』
まとめ
2つの言葉は、最初に付く文字が稀と希という明らかな違いがあります。
ですが読み方も、持つ意味合いも同じであるためややこしいです。
というのも実は2つは同じ言葉ですが、稀有の稀の字は常用漢字から外れている文字となっています。
なので公的な文章等には、稀有という言葉を使用する事が出来ません。
そのため稀の文字の代わりに、希という常用漢字を代用する事で希有とし、稀有の代わりに公的な文章等に使用しているのです。