「突っ走る」と「突き進む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「突っ走る」と「突き進む」の違いとは?違い

この記事では、「突っ走る」「突き進む」の違いを分かりやすく説明していきます。

「突っ走る」とは?

「突っ走る」「つっぱしる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「勢いよく走っていくこと」という意味で、スピードをだしたまま走り抜けることを言います。

2つ目は「ある目的に向かって、がむしゃらに行く」という意味で、他のことには目をくれずに目指す場所まで勢いに乗っていくことを言います。

3つ目は「駆け落ちする」という意味で、恋愛に盲目的になり行動してしまう様子を言います。

上記に共通するのは「勢いよく進む」という意味です。

「突っ」は動詞「突く」の連用形「突き」が変化した言葉で、「尖ったもので一か所を勢いよく刺す」「打ち当ててはずませる」「障害や悪条件を問題にせず行動する」「強い勢いで何かにあたる」という意味、「走る」「足を素早く動かして移動する」「物が速く動く」という意味、「突っ走る」「強い勢いで速く動くこと」になります。


「突っ走る」の使い方

「突っ走る」「勢いよく走っていくこと」「ある目的に向かって、がむしゃらに行く」「駆け落ちする」という意味で使われます。

動詞として「突っ走る・突っ走った」と使われたり、副詞として「突っ走って」と使われたりします。

基本的に、目標に向かって他に何も目に入らないほど勢いよく進んで行く様子に使われる言葉です。


「突き進む」とは?

「突き進む」「つきすすむ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「勢いよくどんどん行く」という意味で、目の前の障害や問題なども押しのけて進んで行く様子を言います。

2つ目は「ひたすら真っすぐ行く」という意味で、直進する様子を言います。

上記に共通するのは「前方に向かって行く」という意味です。

「進む」「前方に向かって進む」という意味、「突き進む」「強い勢いで前方に向かって進むこと」になります。

「突き進む」の使い方

「突き進む」「勢いよくどんどん行く」「ひたすら真っすぐ行く」という意味で使われます。

動詞として「突き進む・進んだ」と使われたり、副詞として「突き進んで」と使われたりします。

基本的に、障害物を押しのけながら、ひたすら前へ向かってどんどん行く様子に使われる言葉です。

「突っ走る」と「突き進む」の違い

「突っ走る」「目標に向かって他に何も目に入らないほど勢いよく進んで行く様子」という意味です。

「突き進む」「障害物を押しのけながら、ひたすら前へ向かってどんどん行く様子」という意味です。

「突っ走る」の例文

・『夜の国道を突っ走った』
・『彼は出世コースを突っ走っている』
・『ここまで来たら優勝目指して突っ走るのみだ』
・『彼は突っ走る性格なのでブレーキ役が必要だ』

「突き進む」の例文

・『合格目指して最後まで突き進もう』
・『部隊は道なき道を突き進んだ』
・『道中疲れてしまい黙って突き進んだ』
・『目標達成まで突き進むぞ』

まとめ

今回は「突っ走る」「突き進む」について紹介しました。

「突っ走る」「勢いよく進む」「突き進む」「前へどんどん行く」と覚えておきましょう。

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