「立ち合い」と「立ち会い」は、どちらも「立ち会い」と読みますが、違いを知っていますか。
この記事では、「立ち合い」と「立ち会い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「立ち合い」とは?
「立ち合い」には4つの意味があります。
1つめは、双方向から出て向かい合うこと、試合のことです。
2つめは、相撲で力士が仕切り線を挟んで向かい合った後、立ち上がる瞬間の動作です。
3つめは、田楽・猿楽などで競演することです。
4つめは、江戸幕府の評定所の定日会合の一つのことです。
「合」には、あわさるという意味があります。
「立ち会い」とは?
「立ち会い」は、その場にいて物事の成り行きを見守ること、またその人のことを意味します。
「会」には、であう、あつめるという意味があります。
「立ち合い」と「立ち会い」の違い
「立ち合い」には4つの意味がありますが、日常的によく耳にする言葉は、双方向から出て向かい合うこと、相撲の動作のことという意味で使用されています。
「立ち会い」は、成り行きを見守ることや、その人のことです。
「立ち合い」は相手がいて向かい合う状態ですが、「立ち会い」は相手がいる場合でも向かい合っている必要はありません。
まとめ
同じ読みをしても「立ち合い」と「立ち会い」は意味が違います。
意味を理解して使い分けましょう。