この記事では、「罠」と「仕掛け」の違いを分かりやすく説明していきます。
「罠」とは?
「罠」の意味と使い方について紹介します。
「罠」の意味
「罠」は「わな」と読みます。
意味は「木や草、落とし穴などを利用して、獣や鳥などを生け捕りにする為に策を講じること」「人をだまして陥れる為の計略」のことです。
「罠」の使い方
「罠」は、元の意味は動物を生け捕りにする為に、落とし穴を掘ったり、木や草などを結んだりして、待ち構える策略のことを言います。
そこから転じて、人をだましたり、相手を油断させておきながら不意に攻撃を加えることなどを表す様になりました。
人に対して使う時には悪い意味になり、相手が知らないうちに不利な立場になっていることもあります。
「罠」は「仕掛ける」ものであり、最初から意図して計画を立てる時に使われます。
「仕掛け」とは?
「仕掛け」の意味と使い方について紹介します。
「仕掛け」の意味
「仕掛け」は「しかけ」と読みます。
意味は「相手に先制攻撃をすること」「目的の為に工夫したからくり・策略」「ものごとの途中」「仕掛け花火の略」などがあります。
「仕掛け」の使い方
「仕掛け」には数多くの意味がありますが、主に使われるのは以下の2つのです。
1つ目は「相手に先制攻撃をすること」で、「先に仕掛けたのはどちらか」と動詞として使うことが多くなります。
2つ目は「目的の為に工夫した策略のこと」で、「仕掛けを施す」と使います。
「罠」が「人を陥れる為に工夫すること」であるのに対して、「仕掛け」は「自分の目的を達成する為に工夫すること」という違いがあります。
「罠」と「仕掛け」の違い!
「罠」は「人を陥れる為に工夫すること」です。
「仕掛け」は「自分の目的を達成する為に工夫すること」です。
まとめ
今回は「罠」と「仕掛け」の違いをお伝えしました。
「罠は人を陥れる目的」「仕掛けは自分の目的を達成する為」と覚えておきましょう。