この記事では、「美丈夫」の意味を分かりやすく説明していきます。
「美丈夫」とは?意味
美しく立派な男性のことです。
「美」には、姿・形・色などが調和が取れていて心地よいと感じるという意味があります。
「丈夫」は「じょうふ」と読んで、りっぱな男を意味します。
堂々としているさま、非常に優れているさま、欠点のないさまを立派といいます。
「美」というと女性を連想するかもしれませんが、「美丈夫」は男性のことを指しており、女性のことではありません。
「美丈夫」の概要
男性も美容に気を遣う人が増えてきて、美しい男性が増えてきています。
ただ美しいだけでなく、立派である人も少なくありません。
美しく、さらに立派な男性のことを「美丈夫」といいます。
美しいと感じるものは人それぞれ違います。
たとえば風景の場合だと、富士山の姿を美しいと感じる人もいれば、そう感じない人もいます。
人の場合も、同じ人を見ても美しいと感じる人もいれば、感じない人もいます。
日本人の場合だと、顔の均整がとれていること、肌がきめ細かいこと、シワやシミがないこと、小顔であることなどが、美しいの基準とされています。
しかし、人の感じ方はそれぞれなので、これとは別のものを美しいと感じる人もいます。
何を立派と感じるのかも人それぞれ違います。
有名大学を卒業している、有名企業に就職しているなど、学歴で判断をする人もいれば、電車で高齢者に席を譲る、落ちているゴミを拾うなどの行動で判断する人もいます。
また、何事にも動じずに堂々としていることを立派だと感じる人もいます。
「美丈夫」は美しく立派な男性という意味を持っていますが、美しいと感じるもの、立派と感じるものは人それぞれ異なるため、こういう人と明確に定義することはできません。
「美丈夫」の言葉の使い方や使われ方
美しく立派な男性を指して使用する言葉です。
人それぞれ感じ方が異なるので、人それぞれどういった人に対して使うのか異なります。
しかし、こういった人に対しては使わないだろうというのはあります。
たとえば、休日はよれよれのジャージを着て、ソファーに寝転がって、ポテトチップスを食べながらテレビを見たりゲームをしているといった人です。
この態度はあまり立派だとはいえません。
また、よれよれのジャージを着ている姿は美しくありません。
この言葉は男性を指しているので、女性には使用しません。
年齢は意味に含まれていないので、どの年齢の人にも使えます。
「美丈夫」の類語や言いかえ
見た目の美しさの意味では「美青年」が似た意味を持つ言葉です。
姿が整っていて、見た目が心地よい青年を意味します。
青年なので中高年と呼ばれる年代以上の人には使用しません。
まとめ
男性も美意識が高まり、見た目に非常に気を遣う人が増えています。
その結果、美しい人が増えてきました。
美しさだけでなく、立派さも持っている人もいます。
そういった人を意味する言葉です。