「腹黒い」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「腹黒い」とは

腹黒いというのは「はらぐろい」と読み、形容詞として使われます。

腹黒いの対義語として腹白いという表現が使われることもあります。

実際にお腹が黒いというわけではなく、正確に裏表がある人、一見穏やかに見えるけれど実は黒々としたことを考えている人を指します。

「腹黒い」の意味

腹黒いというのは見た目はとても明るく穏やかに見えるけれど、実際は悪いことを考えているという人を指し、面と向かって毒舌であったりあからさまに性格が悪い人は腹黒いとは言いません。

腹黒い人は本性を上手に隠していることがあり、一見とても良い人に見える傾向があります。

自己アピールが上手で本音を言わず、八方美人の傾向もあります。

そのため腹黒いということになかなか気づかれないことも珍しくありません。

「腹黒い」の使い方

腹黒いという表現は基本的に悪い意味で使われます。

他人に対して「あの人は腹黒い」といったニュアンスで使われることが多く、腹黒い人にはどのように対応したらよいのかなどというマニュアルも存在します。

腹黒い人に対してはその人のペースに巻き込まれないように、適度に距離をおきながら付き合うことが大事だと考えられているのです。

「腹黒い」の例文・短文

それならば腹黒いという言葉はどのように使ったらよいのでしょうか。

ここでは腹黒いという表現の例文をいくつか紹介します。

「腹黒い」の例文1

「あの人って意外に腹黒いよね」

先ほども述べた通り、腹黒い人は周りからすぐに腹黒い人だと気づかれないことの方が多いです。

本性をうまく隠し、綺麗事を言っている可能性も高く、周りから見るととても良い人に見えてしまうことも珍しくありません。

しかしそのような性格はいずればれてしまいます。

付き合いが長くなると腹黒いということが周りに知られるようになり、周りから「意外に腹黒いよね」と言われることが出てきてしまうのです。

腹黒さをずっと隠し続ける事は困難だと言えるでしょう。

「腹黒い」の例文2

「腹黒い人を信頼してはいけない」

腹黒い人はとても良い人に見えることも少なくありません。

逆にこの人はいい人すぎると感じたら、その人は腹黒い可能性もあります。

裏表がある性格は腹黒い人の特徴ですから、違和感がある、優しさに度が過ぎる、などと感じたら注意をする必要があります。

腹黒い人に本音を話してしまえばその本音を利用されてしまう可能性もありますので、自分をしっかり守るためにもその人がどのような人なのかしっかり見極めることが重要です。

適度に距離をおきながら当たり障りのない関係を持ちましょう。

「腹黒い」の例文3

「腹黒い人になってはいけない」

人間は誰しも目的をもって行動するものです。

職場などでは本音と建前を分けなければいけないことも多く、本音を隠して人と話をしなければいけないことも珍しくはありません。

しかし、だからといって腹黒い人間になる必要は無いのです。

他の人を騙すようにして情報を手に入れようとする必要はありません。

本音と建前を使い分けるという事は腹黒い人間になるということではありません。

腹黒いということがわかってしまったら信頼を失う可能性がありますので、そもそも腹黒い人間になってはいけないのです。

「腹黒い」の例文4

「腹黒い人の特徴を知っておこう」

社会に出たら自分の身は自分で守らなければいけません。

特に腹黒い人に本音をうっかりしゃべってしまわないためにも、腹黒い人の特徴を自分なりにわきまえ、気をつけることが大切です。

特に誰に対して本音を喋るか、しっかりと見極めておかなければ自分の本音を利用されてしまう可能性もあります。

人間はそれぞれ性格が違いますから必ずしも腹黒い人の特徴がすべての人に当てはまるとは限りませんが、それでも腹黒い人の特徴を自分なりにわきまえ、誰に対して話をするのか、その人は信頼できるのかどうか、しっかりと確認しておきましょう。

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