この記事では、非常に残念であるという意味を持つ「至極残念」の意味を分かりやすく説明していきます。
「至極残念」とは?意味
非常に悔しくてたまらないこと、この上なく心残りであることなどの意味合いになり、至極は 極限、極致に達していることやこの上ないことという意味になっています。
残念至極という言葉もありますが意味は完全に同一です。
「至極残念」の概要
残念で仕方がない、非常に心残りであるという状況を指す言葉で、プロ野球の日本シリーズで言えば3勝3敗の7戦目の 回裏に3点差をつけられている状況の二死満塁というところで見逃し三振や守備妨害によってアウトで試合終了と言ったところが至極残念と言えるでしょう。
あと少しのところで情勢が逆転できた、うまくいく可能性が十分にあったがだめになった、積み重ねてきたものを悪い形で失ってしまったというケースと、力の差が歴然としているものを見せつけられた場合でも至極残念というケースがあります。
積み重ねてきたものを失うというケースでは、アーティストや芸術家などが犯罪を犯してしまって立ち位置を失ってしまうことなども至極残念ということが出来るでしょう。
バランス感覚が難しい言葉でもあり、サッカーの1回戦で5対0で負けてしまうのも至極残念ということは出来ますが、決勝戦まで進んで2対1で負けてしまうのもまた至極残念ということが出来ます。
英語表記ではToo badとなり、tooが至極、badが残念となり、至極残念の字面ほどの迫力は得られていないとも言えます。
至極は英語ではExtremeとなります。
なお、至極残念はすでに非常に残念であるというような強調した言葉であるため、凄く至極残念のような言葉は使われません。
残念をより激しく進めたものが至極残念ということが出来ます。
残念な人は惜しいところ、いいところがあるけど欠点がある人といった意味合いで、その意味合いで至極残念な人という使い方は2021年時点ではしていません。
「至極残念」の言葉の使い方や使われ方
「弟子の活躍の後の不祥事に至極残念だと語った」「至極残念だったことから一から出直す事にしている」「前回は至極残念に終わってしまったが今回は違う」「至極残念な負け方になってしまった」などの使い方があり、基本的に極めて残念であるということからネガティブな使い方が基本になっています。
「至極残念」の類語や言いかえ
非常に残念 極めて残念 この上なく残念 心から遺憾に思う 極めて遺憾に思う 残念至極 心から残念 残念でならない などが言い換えとして使うことが出来ます。
字数の短さと字面の迫力が至極残念の優位さということが出来るでしょう。
まとめ
至極残念はこの上がない、非常に残念で仕方がないという意味の言葉で、立ち直れない寸前の残念さであることもありえます。
一生で至極残念なことという場合は、それぞれシーンが異なるもので10件くらいが限界と言えるでしょう。