「詫び石」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「詫び石」とは?ゲーム用語

ソーシャルゲームはタイトル数もプレイヤーも非常に多く、SNSやネットブログなどを見ていると様々なプレイヤーの声を見ることができます。

そしてゲームは別であっても、共通して見かける言葉の一つといえば「詫び石」でしょう。

この記事では、「詫び石」の意味を分かりやすく説明していきます。

「詫び石」とは?意味

「詫び石」とは、ソーシャルゲームでなにか問題が発生した後に運営から配布される課金通貨そのものや、課金通貨が配布されることを指します。

どのようなゲームであってもバグや不具合を一つも起こさないのは現実的に不可能です。

そして不具合の中には誤字のような軽いものもあれば、ゲームに大きな支障を与える事もあります。

そのような不具合やメンテナンス等で遊べなくなってしまった時に、そのお詫びとして配布されがちなものが少量の課金通貨であり、そのため不具合があると「詫び石」を待ちわびるプレイヤーも多いです。


「詫び石」の概要

「詫び石」はソーシャルゲームの運営から配布される補填です。

問題が起きた際にゲームのアイテムで補填が行われることもありますが、一番単純でわかりやすく、どのプレイヤーにとっても有用で矛を収めてもらいやすい物の代表が課金通貨になります。

そしてソーシャルゲームでは、課金通貨は宝石や結晶の形をしていることが多いです。

そのため課金通貨を石と呼ぶゲームも多く、お詫びのために配布される石を略して「詫び石」という言葉が生まれ、様々なゲームのプレイヤーに広まり、ネットスラングとして定着しました。


「詫び石」の言葉の使い方や使われ方

「詫び石」は運営側がすることや配るものですが、言葉を使うのは貰うプレイヤー側です。

不具合の大小はあれど謝罪の意を込めて配布するものなので、詫びる側が「詫び石」とスラングで呼ぶ事はありません。

大抵は不具合修正やメンテナンス後に配布された課金通貨に対して「『詫び石』がきた」という風に表現したり、不具合を発見したプレイヤーが「バグがあったから『詫び石』早く」という風に配布を求める形で使われます。

また課金周りの問題で払い戻しが起きた場合、返金分は「詫び石」と基本的に呼ばれません。

「詫び石」の類語や言いかえ

「詫び石」という言葉が生まれる前は、課金通貨配布しろ、とそのまま言われていました。

「詫び石」が生まれた後はその言葉が定着したので、「詫び石」と同じ意味の言葉は生まれていません。

ただしゲームによっては課金通貨が宝石や鉱石ではないものもあり、そういうゲームでは「詫びコイン」など石部分をゲーム内での呼称や俗称に変えて呼ぶことも少なからずあります。

まとめ

課金通貨を配布することがない運営やゲームもありますが、現在では不具合があれば無償石を配布するゲームが多数派です。

活気のあるソーシャルゲームを数ヶ月やっていれば、「詫び石」を受け取る機会も一度はあるでしょう。

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