「課金兵」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「課金兵」について

「課金兵」、それはゲーム内の有料コンテンツに課金してプレイをする課金プレイヤーの事をいいます。

読み方は「かきんへい」とそのまま読みます。

最近は基本プレイ無料で、追加装備や予備アイテムなどにお金を使って購入できるものが増えてきたこともあって、課金して武装する兵士という事で「課金兵」と呼ばれるようになりました。

元ネタとしては『アイドルマスターシンデレラガールズ』で、重課金プレイヤーを課金騎兵モバマスと総称して呼んでいたのが元になっています。

「課金兵」の意味

「課金兵」は前述の通り、ゲーム内の様々な有料コンテンツを課金をする事で取得・クリアしているプレイヤーの総称です。

課金コンテンツはそれぞれのゲームによってかなり異なりますが、主に「ゲームのクリアに直接影響するもの」「クリアには影響のないもの」の2種類の課金コンテンツが存在します。

両方とも課金をしているプレイヤーは課金兵ですが、特に課金兵という言葉を用いる場合は前者の「ゲームのクリアに直接影響するもの」に対して課金しているプレイヤーに対して使う場合が多いです。

「課金兵」の言葉の使い方

課金兵は、ゲーム内の日常会話の中で普通に使う事ができます。

課金コンテンツが豊富にあるようなゲームの場合は、課金兵にもランクがある事が多く、課金兵は一般プレイヤーで、その上に重課金兵、更に毎月数万〜数十万円など高額の課金をしている廃課金兵、その上に神ランク(廃神)などが存在する場合もあります。

「ゲームのクリアに直接影響するもの」に課金しているプレイヤーに対して「課金兵」と使う場合、皮肉を込めた意味に取られてしまう事もあるので注意しましょう。

「課金兵」を使った例文

では実際に「課金兵」を用いた例文を4つご紹介します。

楽しくゲーム内でコミュニケーションを取るためにもぜひ参考にしてみてください。

「課金兵」の例文1

「あのギルドは課金兵が多いから注意しよう」

PvP(対人戦バトル)などの場合、課金する事で強力な装備を手に入れられる事も多く、課金要素がプレイヤーやギルド(グループ)の強さに直結してくるため、課金兵が多いほど強力な軍団になっている場合も多いです。

コアなゲームの中には月の課金額の下限を設定しているギルドなどもあり、より強力なギルドにするための勧誘も積極的に行われていたりもします。

「課金兵」の例文2

「一万程度なら課金兵にとっては痛くも痒くもない」

厳密に金額が分かれているわけではありませんが、課金ゲームには毎月数千円から1、2万円ほど課金するプレイヤーは珍しくはないためこういった台詞が登場する事が多々あります。

ただし月に三万円以上課金するような場合は重課金兵などと分けて呼ばれる事もあります。

「課金兵」の例文3

「VA後、課金兵は戦場へ」

この場合の戦場はガチャなどのランダム要素のある課金コンテンツです。

重・廃課金兵にとってVA後の課金コンテンツは避けては通れない戦争のようなもので、戦って討ち死ぬ事もあれば勝利を収め強武器やキャラをゲットして帰還する兵士もいます。

「課金兵」の例文4

「課金兵には敬意を払おう」

無課金兵に対して使う言葉です。

どんなゲームも運営していくためにはお金が必要です。

そして基本プレイ無料のゲームを支えているのは、間違いなく課金兵達です。

無課金兵も課金兵には敬意を払って一緒に楽しむ事が大切です。

「課金兵」の英語と解釈

課金を英語でいうと、“Pay”“Paying”といい「課金兵」“Pay to play”“Paying player”などと呼ばれます。

特にオンラインゲームなどでは省略して“P2P(Pay to(2) Play)”などと呼ばれる事もあります。

反対に無課金者は“F2P(Free to Play)”などと略して呼ばれます。

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