「負けイベント」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「負けイベント」とは?新語・ネット用語

この記事は、「負けイベント」【まけイベント】の意味と例文、使い方を分かりやすく説明していきます。

「負けイベント」とは?

「負けイベント」とは、ゲームに登場する戦いの場面で敵の登場人物に負けることがすでに決まっている残念な戦闘イベントという意味があります。

最初からすでに敗北が決まっているストーリーの演出として使われる「負け戦闘」が見ものであり、これを目当てにゲームを購入する人もいます。

通常ならクリアしていけば最期まで到着してラスボスと戦い、エンディングが見られるというのに、「負けイベント」があるゲームでは、その手前でかなり強い敵が現れて戦闘になり、どう頑張っても凄い強さのために勝てないというお決まりのパターンになるわけです。


「負けイベント」の概要

ゲームオーバーになってしまうまでプレイヤーを追いやる「負けイベント」は、最期まで戦い、ゲームをクリアしたいという人の気持ちを踏みにじるかのようにいきなり戦闘シーンが始まり、とことんやられてしまい、打ちのめされて終わるという展開が見られます。

かなり熟練している強いプレイヤーであったとしてもほぼ負けてしまい、ゲームオーバーとなる演出が施されています。

この「負けイベント」では、戦闘やゲームオーバーを逆に楽しいイベントにして、プレイヤーを楽しませるところが他のゲームとは違います。

イベントを仕掛けてくる者としては、ラスボスか幹部など上の位置にいるお偉い者ばかりであり、その場面をうまく乗り越えれば自分が操るキャラクターが強くなっていくのもお決まりです。

敵ばかりではなく、仲間になってくれる者や、善良な心がある登場人物が「負けイベント」を仕掛けてくることもあります。


「負けイベント」の使い方や使われ方

プレイヤーがゲームしていて、あと少しでラスボスと戦うと思われる手前でいきなり戦闘シーンが始まったとき「負けイベント」と言います。

数ターン耐えればボスが撤退するイベントが始まる演出や、ムービーだけで敗北してしまうのも「負けイベント」と言います。

最初からHPの数値が低いため勝てないようになっていますが、このHPを高くして自動回復ができるようにすれば勝てることがあります。

「負けイベントを解説」したり、「負けイベントに必勝戦闘する」と言い、どのようにしてクリアするか考えるときに使われています。

「負けイベント」を使った例文(使用例)

・『負けイベントの戦闘で勝ってしまったとき、ボスがまた復活するので再度戦闘シーンが見られる』
・『ニコニコ動画なら負けイベントぶち壊しが楽しめる動画があるので学んでみよう』
・『ものすごく強い敵が現れたので負けイベントかと思いきや、勝ってしまい、エンディングが見られる場合もある』
戦闘シーンで仮にも勝ってしまったとき、ボスが復活して、また戦えるのが人気のところであり、気がつけばプレイテクが身についていることもあります。

中には驚くほど強い敵が出現したため、「負けイベント」かと思えば実はただ強かっただけというオチがあったりします。

どのようなものか学びたいときは、ニコニコ動画の「負けイベント」を見てみるといいでしょう。

他にも「負けイベントブチ壊し計画」などのタグからいろいろなタイプがありますので見てみるといいでしょう。

まとめ

プレイヤーが負けることでやっと次に進める一風変わった「負けイベント」は、戦闘シーンが始まると燃える人が多く、プレイテクを高められる利点もあります。

なかなか勝てない相手ではありますが、勝利した人もいますので、何度も戦ってクリアしてみるのも楽しいものです。