「買いかぶりすぎ」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「買いかぶりすぎ」とは?意味と使い方

この記事では、「買いかぶりすぎ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「買いかぶりすぎ」とは?意味

実際以上に高く評価することやあまりに高い評価を与えることを指す言葉で、評価する対象は人だけではなく物も含まれますが、買いかぶりすぎと感じる場合は人から人の評価または人から物の評価を他者が見た場合に感じられるものです。

謙遜の意味として「買いかぶりすぎですよ」と評価してくれた人に対して言うという使い方もあります。

なお、買いかぶるという時点で評価が高すぎるという意味合いがあり、買いかぶりすぎとなるとそれ以上にオーバーな高い評価を受けてしまっている状態になっているとも言えます。

品物を実際の価値よりも高い価格で買うことも「買いかぶりすぎ」という言葉の意味となっており、転売で高く買ったものなどは買いかぶりすぎと言えますが、現在ではあまり使われていない言葉と言えます。


「買いかぶりすぎ」の概要

評価することが前提となっていますが、評価は美しさや美味しさ、有能さ、便利さなどあらゆることが含みとなっており、さらに「買いかぶりすぎ」と感じた場合でも、一定の評価を受けられると見られる場合が第三者からは映るケースが多くなっています。

また、謙遜の意味で使えるため褒められたときの返しとして使いやすい言葉といえます。

プロ野球の投手で二軍がメインで一軍先発が3年無いのに背番号1を与えるというケースは、普通に考えれば一軍で活躍する投手がいるためストレートに買いかぶりすぎということができるでしょう。

なお、口語や小説、マンガのセリフなどで使うことが多く、新聞の記事で見ることは比較的少ない言葉です。


「買いかぶりすぎ」の言葉の使い方や使われ方

「あの人は私を買いかぶりすぎだ」ではプレッシャーに感じている場合と、まんざらではない、評価自体はありがたく思っているケースなど多様な見方がある使い方となり、もう少し長い文章で心情を判断したほうが良いでしょう。

「僕を買いかぶりすぎですよ」は高く評価されたときの謙遜を含む言葉で、強烈な否定というわけでもないため、自分を評価された時に使いやすい返し方です。

「結局オークションで買いかぶりすぎた」では安く買うつもりだったものが想定価格や定価よりも高くなってしまったことを指す言葉ですが、利用頻度はかなり低いです。

「買いかぶりすぎ」の類語や言いかえ

過大評価や高く評価しすぎ、褒めすぎなどが言い換えとなり、えこひいきという言葉も買いかぶりすぎとニュアンスとしては遠くない言葉となりますが、褒めてくれた人に「それはえこひいきですよ」と返すのは難しいでしょう。

「身に余るお言葉」という言葉も遠くはないですが口語では使いにくくもあります。

まとめ

買いかぶりすぎという言葉は高く評価しすぎるという意味合いで、褒めた相手に言う際は謙遜の意味を含めて使え、評価される側と評価した側ではない第三者から見て言う場合にはそのままの意味になる用途の広い言葉です。

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