「賛美」と「讃美」の違いとは?分かりやすく解釈

「賛美」と「讃美」の違い違い

この記事では、「賛美」「讃美」の違いを分かりやすく説明していきます。

「賛美」とは?

大いにほめることです。

偉大なもの、神聖なものとしてほめることをいいます。

「賛」は、ほめる、たたえるという意味を持つ常用漢字です。

「美」には、よしとする、ほめる、たたえるという意味があります。

これも常用漢字です。

偉大とは立派であるさま、神聖とは尊いさまをいいます。

燕の巣という食べものがあります。

これは、アナツバメ類のある種のツバメの巣です。

ツバメ類は採取した巣材と自らの唾液で巣を作ります。

アナツバメ類の一部の鳥は、巣材はほぼ使用せず、大部分が唾液でできた巣を作ります。

これを採取して人間が食用とするものが燕の巣です。

ツバメがヒナを育てるために作る巣であり、作られる時期が限られており、大量に手に入れることはできません。

中国では古くから珍重されており、高額で取引されています。

また、万能薬ともいわれて「賛美」されています。

滅多に手に入らない高価なもので、しかも万能薬というなら、偉大なものといえそうです。


「賛美」の使い方

偉大なもの、神聖なものとしてほめたたえることを指して使用します。

ちょっと勉強ができることをほめる、などには使用しません。


「讃美」とは?

大いにほめることです。

偉大なもの、神聖なものとしてほめることをいいます。

「讃」には、ほめる、たたえるという意味があります。

常用漢字表にはのっていない漢字です。

「讃美歌」は、キリスト教で神をたたえて、信仰を励ます歌のことです。

「讃美」とついていますが、これは神をたたえることを指しています。

神は偉大であり、神聖なものだといえるでしょう。

ほめるとは、優れていると評価して、そのことを言うことです。

しかし、勉強ができて成績がよい、運動神経がよいなどを「讃美」するとはいいません。

これらは、偉大なもの、神聖なものではないからです。

「讃美」の使い方

偉大なもの、神聖なものとしてほめたたえることについて使用をします。

行いを評価するという意味ではないので、テストでいい点を取ったことなどには使用しません。

素晴らしい歌だ、素晴らしい製品だなど、素晴らしいという意味合いで使われることもあります。

「賛美」と「讃美」の違い

どちらの言葉も意味は同じです。

「さん」の字が違いますが、どちらの漢字も使用できます。

「賛」は常用漢字で、「讃」は常用漢字ではありません。

「賛美」の例文

・『賛美の声があがった』
・『多くの人が賛美した』
・『賛美を送りたい』
・『国民全員が賛美した』

「讃美」の例文

・『国を讃美する』
・『多くの人が讃美している』
・『讃美歌をうたう』
・『讃美の嵐だ』

まとめ

どちらの言葉も「さんび」と読み、意味は同じです。

使用している漢字が「賛」「讃」と違いますが、常用漢字であるか、そうでないかという違いです。

どちらの漢字も使用できて、間違いではありません。

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