「超今風」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「超今風」とは?新語・ネット用語

ネットで誕生したネットスラングのひとつに「超今風」という言葉があります。

SNSなどで使われる言葉ですがいったいどのような意味なのでしょうか。

今回は、「超今風」の意味と使い方について解説します。

「超今風」とは?意味

「超今風」とは「古典的な表現が時代が一周回って今風に感じられる」という意味の言葉です。


「超今風」の概要

現代的な感覚にマッチしていることを「今風」と言います。

「今風の洋服」「今風の建築」などのように使われ辞書にも掲載されている一般的な言葉です。

一般的に今風とされるものは最新のもの、新しく生み出されたものです。

現代的な感覚やセンスに基づいてつくられているものほど今風に近くなるのは当然ですが、「超今風」は全く異なる今風の有り様を意味しています。

ファッション世界では70年代に流行ったパンタロンが2000年代初頭にブームになったように、30年で流行が一周すると言われています。

「超今風」とはそのように「時代が経過したことにより古典的で古いとされてきた表現が新鮮に感じられ今風に思える」という状態を指しています。

さんざん使い古された定番のシチュエーションを最新のタッチや作画で描く、というのが「超今風」の指すものです。

「遅刻すると言いながらパンをくわえて走る」「くだらないギャグで登場人物が一斉にずっこける」などどこかで観たことのあるようなベタなネタをあえて最新の絵柄で大まじめに再現することを「超今風」と呼びます。

「超今風」は古いと思われていたネタに新たな価値観を与える行為であり、一般的にはポジティブな意味で使われる褒め言葉です。

誰もが一度は観たことのあるシチュエーションを大まじめにやるというのは意外と勇気のいることで、さらに最新のテクニックで見る人を納得させるというのは簡単ではありません。

「超今風」は高い技術と志のあるクリエーターにしかできないスタイルです。


「超今風」の言葉の使い方や使われ方

・ベタネタもこうやって描かれると超今風に見える。

・リメイクなので時代に合わないと思ったが超今風な仕上がりだ。

・元ネタを知らない世代にとっては超今風なのだろう。

・古臭いと超今風は紙一重だ。

「超今風」の類語や言いかえ

・古い革袋に新しい酒をつぐ
「古いスタイルはそのままに新しい内容を入れる」という意味の言葉です。

もともとは聖書に由来する言葉ですが、古典的なスタイルを現代風の作画で描く「超今風」とは意味合いがとても良く似ています。

・逆に新しい
「全く新しくないのに一周回って新しく感じられる」という意味の言葉です。

「超今風」とはほとんど同じ意味で言い換えも可能です。

必ずしもマンガやアニメなどの作品だけではなくいろいろなものに対して使える表現です。

・血が流れている
「歴史的な流れを受け継いでいる」ことを表す言葉です。

「古典の血が流れている」という場合は「見た目や形などは違っても本質的なところで古典のセンスが感じられる」という意味になります。

まとめ

「超今風」はかなり新しい造語ですが時代が一周回った間隔を的確に表している言葉です。

これから定着する可能性が高いのでこの機会に正しい意味を知っておきましょう。