「人権カード」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「人権カード」とは?新語・ネット用語

この記事では、「人権カード」の意味を分かりやすく説明していきます。

「人権カード」とは?意味

「人権カード」とはトレーディングカードゲームにおいて、非常に強力で理由がないなら絶対に使うべきカードを指す言葉です。

意味合いとしては使ったほうが良い程度ものではなく、それが入っていなければまともな戦いにならない、一方的にやられることになりカードゲームを楽しむ権利すらないというくらいの強い意味合いを持ちます。

ただし現在ではそこまで強く断言的な意味合いではなく、ただとても強いカード程度の認識で使われることもある言葉です。


「人権カード」の概要

元々はソーシャルゲームやゲームアプリなどで、非常に強く実装以降はそのキャラクターがいること前提となるようなキャラが、それを持っていなければこれからは楽しむ権利がなくなるという比喩として、人権キャラと呼ばれていました。

そしてトレーディングカードゲームにも非常に強く必須級の扱いをされているカードもあり、それがソシャゲの人権キャラのようだということで派生して生まれたのが「人権カード」という言葉です。

ただしトレーディングカードゲームでは「人権カード」を入れていてもそのカードを引いて使うことができるかは運次第なので、「人権カード」があれば万事解決という訳にはいきません。


「人権カード」の言葉の使い方や使われ方

『どんなデッキにも入る人権カード』
『そのデッキを組むならあれは人権カードだよ』
というように特定のカードに対する強さの評価や、絶対に入れるべきカードという表現として使われます。

ただし人権という本来とても重い言葉を使っていますが、入れておけば活躍間違いなしだけれど入れなくても代用は利く程度の、ただ強いだけのカードに対しても使われることがある言葉です。

トレーディングカードゲームは他のカードとの相性の兼ね合いもあるので、本当にそれを入れないと最低限の戦いにすらならないという、本来の意味での「人権カード」は滅多にありません。

「人権カード」の類語や言いかえ

派生元である「人権キャラ」「人権カード」の代表的な類語であり、「人権カード」よりも広く一般的に使われています。

それ以外にもゲームにおいてそれを楽しむためには必須という意味で「人権装備」などの派生語がいくつか見られますが、これらは全て「人権カード」の類語と言えるでしょう。

特にそれらを短縮した「人権」という言葉は「人権カード」の言い換えとしても使えます。

まとめ

「人権カード」は間違いなく強いカードであり、入れるに越したことはないカードではありますが、入れても引けるとは限らず引けなくても勝てることはあるので、他の人権とつくスラングに比べると重要度が低い傾向があります。

ただしカードゲーム次第では、最初からそれを手札に持っていないと文字通りまともに戦う権利すらなくなるようなカードもあったりするので、「人権カード」がそれぞれどれくらい重要なのかは確認する必要があるでしょう。