「逆上」と「逆ギレ」の違いとは?分かりやすく解釈

「逆上」と「逆ギレ」の違い違い

この記事では、「逆上」「逆ギレ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「逆上」とは?

「逆上」とは、かっとなり頭に血が上ること、怒りなどで興奮状態となり取り乱すことという意味になります。

つまり冷静さを失っているということでもあります。

「あの人に指摘などしたら、逆上して何をするかわからない」「逆上して相手に殴りかかる」などと、使います。


「逆ギレ」とは?

「逆ギレ」とは、俗語ですが、本来ならば怒られるようなことをした側(非がある側)が、逆に相手に対して怒り出すことを言います。

「先生に遅刻を注意された生徒が、逆ギレして先生に文句を言い始めた」「浮気をした夫に文句を言ったら、逆ギレされて話にならない」などと、使います。


「逆上」と「逆ギレ」の違い!

「逆上」「逆ギレ」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は意味はまったく違いますので混同しないようにしましょう。

「逆上」とはかっとなり頭に血が上る、激しい怒りなどの為興奮して取り乱すといった意味になります。

一方の「逆ギレ」とは本来は自分が怒られる側なのに、逆に怒り出すといった意味です。

つまり「逆ギレ」する人というのは冷静に考えることができない、自分の非を認めないといったタイプと言えます。

まとめますと「逆上は興奮して取り乱す、頭に血が上る」「逆ギレは、自分が怒られる側なのに逆に怒り出す」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「逆上」「逆ギレ」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも周りが迷惑するといった意味では共通していますが意味が違いますので、それぞれの言葉の意味を正しく理解して使っていきましょう。

違い
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