「連敗爆弾」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「連敗爆弾い」とは?新語・ネット用語

この記事では、「連敗爆弾」【れんぱいばくだん】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「連敗爆弾」とは?

「連敗爆弾」【れんぱいばくだん】とは、プロ野球で行われるペナントレースでチームが負けそうになり、またも連敗して記録を重ねるのではないかと悪い予感がしたとき電子掲示板に貼られるAA(アスキート)です。

もう何度も負けているというのに、またもや連敗記録を打ち出すのではないかという悪い雰囲気がグラウンド内に漂ってきたとき、ファンが5ちゃんねるに描くAAであり、その絵はまるでボール玉を顔にした陽気な表情の人に見える姿を描きます。

どうしたらいいのか分からずに、思わず笑いたくなるという顔は爆弾の形をしており、頭の上には導火線が描かれています。

その線に着火した様を描き出し、このままいけば爆発するので「まずいぞ」というファンの残念な気持ちを面白く伝えるときに描かれます。


「連敗爆弾」の概要

電子掲示板の野球板には、応援するチームがどうも負けそうになった状態を見て、またもや連敗するのではないかと思うタイミングを見計らって貼られるこのAAは、バラエティ番組で使う風船爆弾をモチーフにしたものであり、クイズに答えるとき手に持ち、回答したら隣の人に渡していき、最後は爆発するというゲームになります。

次から次へとクイズに答えていきますが、回答できずに連敗していく様子と「連敗爆弾」を重ね合わせて表し、いかにいつ爆弾が手元で爆発するか、その恐怖と不安を表現するわけです。

爆弾の下には「鯉」「虎」「竜」と胸元に書かれた人物が3人描かれて、「鯉」はニヤリと笑い、真ん中の「虎」は爆弾を持ち上げて恐怖に震えます。

そして、いつ自分の元で爆弾が爆発するか分からないと怯える「竜」という3人の姿はとてもリアルで、人の気持ちが表れたポーズで描かれています。


「連敗爆弾」の言葉の使い方や使われ方

主に、応援している野球チームが連敗しそうになったとき「連敗爆弾」が電子掲示板に表れて、これからどうなるかハラハラする気持ちを表すわけです。

今まさに爆弾が爆発しそうなほど危険な状況であり、負けてしまうだろうという切羽詰ったときを絵で表し、多くの人に「もう負けるでしょう」と伝えるわけです。

電子掲示板に貼られた「連敗爆弾」のAAは、野球チームの連敗記録が止まってしまったとき爆弾が見事に爆発したアスキートに変えられて貼り直されます。

このように、負けがわかる状況になったとき「連敗爆弾」のAAを掲示板に貼り、もう勝てる見込みもないと思うとき「連敗爆弾を投下する」と人に伝えるAAです。

「連敗爆弾」を使った例文(使用例)

・『巨人の連敗爆弾はとうとう西武へと渡る』
・『今度こそは連敗爆弾を簡単には爆発させたくないぞ』
・『意地を見せて、巨人からの連敗爆弾を阻止してほしい』
数多くのプロ野球チームはありますが、中でも日本を代表する巨人を愛するファンが「連敗爆弾」と言い表し、負けそうになる状況に苛立ちと不安を感じたとき他のチームに移ってほしいと思っていたら、爆弾が敵対するチームに渡ったと表すわけです。

そんな「連敗爆弾」を簡単に爆発させたくないと強く思うときは意地を見せて、試合してほしいと応援する気持ちを伝えるファンもいます。

まとめ

応援するプロ野球チームが連敗している状態で、またもやこの試合で負けそうになったとき電子掲示板に表れる爆弾を描くAAは気持ちを忠実に描いており、見る人に不安が伝わります。

自分が応援するチームが負けそうで困った、つらいと思ったときはAAを掲示板に描き、楽しんでみるのもいいでしょう。