この記事では、「郵便」と「郵送」の違いを分かりやすく説明していきます。
「郵便」とは?
「郵便」は「ゆうびん」と読み、以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は「書状やハガキ、荷物などを、宛先まで送り届ける通信事業のこと」という意味です。
「郵便」の制度は、1871年に前島密?(まえじまひそか)?により発足されました。
長い間官営事業でしたが、2003年に「日本郵政公社」になり、2007年に「日本郵政グループ」として民営化されたのです。
「郵」は「伝令や飛脚を中継する場所」という意味、「便」は「手紙」「便り」という意味で、「郵便」で「書状などを中継しながら届けること」になります。
現在では「郵便ポスト」「郵便貯金」「航空郵便」など、「郵便局」が行う様々なサービスに対して使われています。
2つ目は、「郵便で送り届ける物のこと」という意味です。
「書状、ハガキ、荷物」など、送るもの自体を表す時に使われ「郵便が届いた」などと言います。
「郵送」とは?
「郵送」は「ゆうそう」と読みます。
意味は「郵便で送ること」です。
手紙や文書、荷物などの「郵便物」を、上記で紹介した「日本郵政グループ」の制度により相手に送ることを言います。
送るものではなく、「送り届けるまでのプロセス」に対して使われる言葉です。
ちなみに、文書をバイク便などで送り届ける民間サービスの場合は「配送」と呼ばれ、「郵送」はあくまで「郵便局」のサービスを利用して発送するものい対して使われます。
「郵便」と「郵送」の違い!
「郵便」は「書状やハガキ、荷物などを、宛先まで送り届ける通信事業のこと」です。
「郵送」は「郵便で送ること」です。
まとめ
今回は「郵便」と「郵送」の違いをお伝えしました。
「郵便」は「通信事業、または送る物」、「郵送」は「郵便で送ること」と覚えておきましょう。