「重用」と「重宝」の違いとは?分かりやすく解釈

「重用」と「重宝」の違い違い

この記事では、「重用」「重宝」の違いを分かりやすく説明していきます。

「重用」とは?

「重用」とは「ちょうよう」と読みます。

「じゅうよう」で読めないこともないのですが「重要」と区別をつけやすくする為「ちょうよう」が一般的になっているのです。

「重用」の意味は、人を重要な地位に使うこととなります。

「彼は若手だが、去年からリーダーとして重用されている」「社長は、年齢に関係なく実力がある者を重用すると言った」などと、使います。


「重宝」とは?

「重宝」とは「ちょうほう」と読みます。

「重宝」は便利でよく使うこと、使って役に立つことという意味になります。

古い日本語では「大切な宝物」「珍重すること」という意味もあります。

一般的な会話において「重宝」とは前者の意味で使うことがほとんどでしょう。

「このサイズのビニール袋は重宝している」「この家電、あれば重宝だが、絶対必要というわけでもない」などと、使います。


「重用」と「重宝」の違い!

「重用」「重宝」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、まったく意味が違いますので混同しないように気をつけてください。

「重用」とは人に対して使う言葉で、重要な地位に用いることです。

一方の「重宝」とは物に対して使い、便利でよく使う、なにかと役に立つといった意味になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「重用」「重宝」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「重用」は人に対して使う、「重宝」は物に対して使うといった覚え方をするのもわかりやすくおすすめです。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。

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