「金の猛者」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「金の猛者」とは?意味と使い方

この記事では、金の猛者を分かりやすく説明していきます。

金の猛者とは?意味

金の猛者とは、金にこだわってばかりいる人のことを意味しています。

三度の飯よりも趣味よりもお金が好きで、そのことばかり常に考えており、他に面白みのない人という意味合いもあります。


金の猛者の概要

金銭のことばかり考えていて、他のことにまったく興味がない金の猛者は、お金の話になると熱くなります。

熱くなった金の猛者はたとえ相手が家族であろうが、お世話になった知人であろうがお金を貸すことはしません。

もしも貸すことがあっても、お金を返さなければ手段は選ばず、返すまでしつこく迫ります。

人生において一番信用できるものは人ではなくお金であり、お金のためなら人を蹴落としてまでも儲けることに余念がなく、お金を稼ぐのです。

そして、稼いだお金はなんとしてでも自分の手元に置きたいと考えますので、人に預けたり、譲ることはせず、必死に守ろうとする特徴が見られます。

また、大きく儲けようとする気持ちが強いので、賭け事でも一度に大金を注ぎ込む特徴もあります。

大金を稼げるなら不動産に手を出したり、株に手をかけることもあり、さらに大金を稼いで貯めるのが趣味。

そのお金でさらに大金を稼ごうとする気持ちが人よりも強いのが金の猛者の特徴です。


金の猛者の言葉の使い方や使われ方

お金のことになると目の色が変わるほど必死になる金の猛者の使い方は、手元にお金を置くために必死になる人に当てはまる言葉です。

どちらかといえばあまりいい意味で使われる言葉ではなく、金の猛者は自分勝手で自己中心、お金のためなら人も裏切る人に使う言葉になります。

お金があれば何でも買えると考えるところもあり、人付き合いを通して仲良くなろうどとは考えない人に「あいつは金の猛者で付き合いが悪い」と使います。

また、お金のことばかり考えていて金銭至上主義者の人で嫌な感じと思う人にも当てはまる使い方です。

金の猛者を使った例文(使用例)

・あなたは常にお金のことしか頭にない金の猛者だ。

常にお金のことばかり考えている人は他人から見ていやらしいほどお金に執着し、残念だと思う気持ちを込めて、皮肉っています。

・金の猛者は利己主義でお金に執着する人ばかりで困る。

自分の収益ばかり重視している利己主義者のように見える金の猛者は、お金に執着していて付き合いが悪く、困る人だと思う気持ちを込めています。

・あの人は三度の飯よりもお金が好きな金の猛者だ。

美味しい料理を食べるよりも、お金の方が好きという人に対して使います。

お金のことばかり常に考えていてご飯もろくに食べないとはなんとも嫌な奴だと皮肉り、少し小馬鹿にした気持ちが込められています。

まとめ

お金のことばかり考えている金の猛者は、人がお金に困っていようと、人との関係が悪くなろうと関係ないという態度を見せるところが嫌われます。

お金のためなら何でもする嫌な面も見せる金の猛者にならないように、他のことにも目を向けることが生きるうえでは大事なことです。

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