この記事では、「銀鮭」と「サーモン」の違いを分かりやすく説明していきます。
スーパーマーケットの魚売り場には、「銀鮭」「サーモン」のどちらも見かけることがあるのではないでしょうか。
見た目はそっくりな両者には、どのような違いがあるでしょうか。
「銀鮭」とは?
「銀鮭」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「銀鮭」は「ぎんじゃけ」「ぎんさけ」と読みます。
「銀鮭」は「太平洋北部に生息する鮭の種類の一つ」となります。
スーパーマーケットなどで売られている「銀鮭」は南米チリ産のものが多くなっています。
なぜ「銀」という文字が、名前についているかと言えば、表面が銀色がかっているためです。
日本でいう「鮭」は、「白鮭」が一般的とされていますが、「銀鮭」もよく似ており、切り身は「サーモンオレンジ」をしています。
「銀鮭」は背中から尾にかけて黒い斑点が特徴的です。
日本の「鮭」の仲間では、脂がのっているという特徴があります。
スーパーマーケットで出回っている「銀鮭」は養殖魚が多く、「銀鮭」というシールが貼られているため、区別がつきやすいのではないでしょうか。
「サーモン」とは?
「サーモン」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「サーモン」は英語で「鮭」を意味し、「鮭の総称」という意味があります。
しかし、「銀鮭」と対応する場合は、「輸入した鮭」を意味します。
「アトランティックサーモン」「キングサーモン」「サーモントラウト」などを、「サーモン」と呼ぶのが通例です。
ただし「サーモントラウト」は厳密には「鱒」なので、「鮭」ではありません。
しかし、「サーモン」として扱われています。
「アトランティックサーモン」は、「刺身」などで食べられることが多く、脂がのっていて、好きな人が多い「鮭」の仲間です。
「キングサーモン」は「王」という名前が付くように、大きなものは1. 5mにもなり、体重は60㎏と、成人女性なみの大きさになります。
アメリカやカナダに生息していて、スポーツフィッシングのターゲットとしても人気があります。
「銀鮭」と「サーモン」の違い
「銀鮭」と「サーモン」の違いを、分かりやすく解説します。
「銀鮭」は、太平洋北部に生息する鮭の種類の一つです。
一方の「サーモン」は、「鮭の総称」という言意味があり、主に、海外から輸入したものを指します。
そのため、「銀鮭」は「サーモン」という言葉の中に含まれていて、「サーモンの一つである、銀鮭や、アトランティックサーモン」などという言い回しをすることも可能です。
また、スーパーマーケットで「銀鮭」と言えば、「銀鮭」という品種のみを指し、「サーモン」と言えば、「アトランティックサーモン」や「キングサーモン」「サーモントラウト」などを指すと覚えておくといいでしょう。
まとめ
「銀鮭」と「サーモン」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味を覚えて、スーパーマーケットでの買い物に役立ててみてはいかがでしょうか。