この記事では、「開運厄除」と「除災招福」の違いを分かりやすく説明していきます。
「開運厄除」とは?
「開運厄除」は「かいうんやくよけ」と読みます。
意味は、「自分の持っている運を良くして、災難や不幸を取り除く為に祈祷すること」です。
本来はただお願いするだけではなく、神社に申し込んできちんと祈祷してもらうことを言いますが、あらかじめ祈祷されたお守りなどに対して使われることもあります。
「開運」は「運を開く」という意味で、「自分の将来の運気を上げて良くすること」という意味です。
「厄除け」は「人が生まれ年により、運気が下がったり災難に遭いやすい時期に入った時に、気持ちよく過ごせるようにすること」という意味です。
「開運厄除」の使い方
「開運厄除」は「自分の持っている運を良くして、災難や不幸を取り除く為に祈祷すること」という意味で使われます。
名詞として「開運厄除する・した」「開運厄除のお守り」などと使われます。
基本的に、運を良くして災難や不運を払う為に祈祷することに使われる言葉です。
因みに、「開運厄除」の祈祷は主に神社で行いますが、「厄除け観音」などを祭ってあるお寺でも祈祷を受け付けていることもあります。
「除災招福」とは?
「除災招福」は「じょさいしょうふく」と読みます。
意味は、「あらゆる災いを除き、幸福を呼び込む為に祈祷すること」です。
こちらもただお願いするだけではなく、神社に申し込んで祈願してもらうことを言いますが、お守りや商品のコピーなどに使われることもあります。
「除災」は「災難を除く」という意味で、「自分に降りかかるあらゆる災難や不幸を払うこと」を言います。
「招福」は「福を招き入れる」という意味で、「良いことや機運が近寄って来るようにすること」を言います。
「除災招福」の使い方
「除災招福」は「あらゆる災いを除き、幸福を呼び込む為に祈祷すること」という意味で使われます。
名詞として「除災招福する・した」「除災招福のお札」などと使われます。
基本的に、災難や不運を払い、良い運や幸せを招き入れる為に祈祷することに使われる言葉です。
こちらも主に神社で行われていますが、お寺で受け付けていることもあります。
「開運厄除」と「除災招福」の違い
「開運厄除」は「運を良くして災難や不運を払う為に祈祷すること」という意味です。
「除災招福」は「災難や不運を払い、良い運や幸せを招き入れる為に祈祷すること」という意味です。
「開運厄除」の例文
・『友達から開運厄除けのお守りを貰った』
・『お店に開運厄除のお札を飾った』
・『商売を始めるので開運厄除を祈祷してもらおう』
・『開運厄除になると怪しいツボを売りつけられた』
「除災招福」の例文
・『不運続きなので除災招福したい』
・『厄年なので除災招福してもらった』
・『除災招福の祈祷をお寺でしてもらった』
・『大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は除災招福の神様と言われている』
まとめ
今回は「開運厄除」と「除災招福」について紹介しました。
「開運厄除」は「運を良くして災難を払う祈祷」、「除災招福」は「災難を除いて幸運を招き入れる祈祷」と覚えておきましょう。