「関西」も「近畿」も日本の地域を表す言葉ですが、違いを知っていますか。
この記事では、「関西」と「近畿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「関西」とは?
「関西」とは日本の地域を表す言葉で、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県のことを指します。
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県のことを「関東」というのに対し、「関西」という言葉を使用しています。
明治以前は「関西」の範囲が定まっていなかったのですが、明治を過ぎたころから「関西」は大阪周辺の地域を指すという意味で固定されてきました。
「近畿」とは?
「近畿」とは日本の地域を表す言葉で、範囲ははっきりとは定まっていませんが、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県のあたりを指します。
公的な地方区分では「近畿」という言葉が使用される傾向があります。
「関西」と「近畿」の違い
「関西」と「近畿」の違いを、分かりやすく解説します。
「関西」は「近畿」を含む地域のことです。
「関西」は日常的に使用される言葉で、「近畿」は公的な地方区分に関して使われる言葉です。
海外では「近畿」よりも「関西」の方が知名度が高いです。
まとめ
「関西」と「近畿」は、ほぼ同じ地域のことを指していますが、言葉が使われる場面に違いがあります。