「霊媒師」や「占い師」をうさん臭く思っている方もいることでしょう。
この記事では、「霊媒師」と「占い師」の違いを分かりやすく説明していきます。
「霊媒師」とは?
「霊媒師」は、神霊や死者の魂と人間との間の仲介をして、意思疎通を行う人を意味します。
巫女や市子などが「霊媒師」にあたります。
巫女は、神前に奉仕をして、神楽を奉納する若い女性のことです。
市子は、神霊や死者の魂を呪術によって引き寄せて、その意志を伝えるもののことです。
「霊」という漢字には、神のみたま、死者の魂という意味があり、「媒」という漢字には、なかだち、関係をとりもつという意味があります。
「師」は、専門的な技術を持った人、教え導く人という意味があるので、「霊媒師」は神霊や死者の魂の仲立ちをする専門的な人を意味します。
「占い師」とは?
「占い師」は、占いを仕事とする者を意味します。
易者、八卦見ともいいます。
占いとは、人の運勢や物事の吉凶を判断・予言することです。
タロット占い、ホロスコープ、手相など、さまざまな占い方法があります。
「霊媒師」と「占い師」の違い
「霊媒師」は、神のみたま、死者の魂などの仲立ちをして、意中を伝える人のことです。
「占い師」は、人の運勢や物事の吉凶を判断・予言する人のことです。
神のみたまや死者の魂の仲立ちは行っていません。
まとめ
「霊媒者」も「占い師」も見えない世界のことを行っている人ですが、行っていることはそれぞれ異なります。