この記事では、「面白い人」と「面白がる人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「面白い人」とは?
「面白い」には、一風変わっている、興味をそそられる、感じがよくて楽しい、笑いたくなる、趣があるという意味があります。
「面白い人」とは、面白く感じられる人のことです。
他の人とは少し違っている人、興味をそそられる人、笑いたくなるような人という意味になります。
お笑い芸人がそうです。
お笑い芸人は、人を笑わせることを仕事としています。
人を笑わせることをしている人を見ると、笑いたくなります。
つまり、お笑い芸人は笑いたくなるような人ということができます。
このような人のことを指しています。
おかしいと思う事柄は人それぞれ違い、自分自身が笑いたくなると思えば、そのように感じた相手についていうことができます。
いつもきぐるみを着て生活をしている人がいたとします。
日常生活できぐるみを着て生活している人を見る機会は、そうそうないことでしょう。
世間一般の多くの人たちと比べると、一風変わっているといえるかもしれません。
こういう人のことも「面白い人」といいます。
「面白い人」の使い方
笑いたくなるような人、興味をそそられる人のことを指して使用をします。
感じるものは人によって違うので、人によってどういった人のことを指すのか変わってきます。
本人がそのようと感じるのであれば、使用できる言葉です。
「面白がる人」とは?
「がる」には、そのように感じる、そのように思うという意味があります。
つまり、感じている人のことになります。
「面白い」は、他とは少し違っている、笑いたくなる、興味をそそられるという意味があるので、「面白がる人」とは、なんだかちょっと違うぞと感じる人、笑いたくなると感じている人、興味をそそられると感じている人のことになります。
お笑い芸人を見て、笑いたくなることがあるでしょう。
「面白がる人」とは、お笑い芸人の方ではなく、それをみて笑いたくなっている人のことです。
毎日きぐるみを着て生活をしている人がいたら、他の多くの人とは違うところがあると感じることでしょう。
「面白がる人」は、この人のことを指しているのではなく、それを見て他の人とは違うと感じている人のことです。
「面白がる人」の使い方
おかしいと感じたくなると思っている人、関心を持つなと感じている人のことを指して使用します。
「面白い人」と「面白がる人」の違い
「面白い人」は、ワハハと笑えるおかしい人、興味をそそられる、その人自身のことを指しています。
「面白がる人」は、変わっている人、笑いたくなるような人、興味をそそられる人を見て、面白いと感じている人のことを指しています。
どちらも日常的に使われている言葉で、話し言葉として一般的です。
まとめ
面白いその人自身なのか、その人を見て面白いと感じているのか、という点で意味が異なる言葉です。