「風習」と「文化」の違いとは?分かりやすく解釈

「風習」と「文化」の違い違い

この記事では、「風習」「文化」の違いを分かりやすく説明していきます。

「風習」とは?

「風習」(ふうしゅう)の意味は、ある地域に昔から伝えられている生活や行事のしきたりや習わしのことです。

民俗学という分野の学問では、この「風習」に焦点が当てられています。

この言葉は「昔からの風習が残っている」「他では見られない珍しい風習」のように使われます。

例えば名古屋の結婚式は他とは違うユニークな風習が伝えらえています。

婚礼家具をガラス張りのトラックで見せびらかしながら運び入れたり、新婦がご近所さんに菓子袋をばらまくという、派手は婚礼です。

現在は地味婚ブームで、さすがに全ての人がこのような派手な婚礼をするわけではありませんが、ユニークな風習として他の地域の人たちからは面白がられています。

「風習」と同じような意味を持つ言葉に「慣例」「習慣」「風俗」があります。

また英語では“custum”“tradition”などの単語で表現されます。


「文化」とは?

「文化」はよく耳にする言葉です。

「文化祭」「文化人」「文化的」などがその一例です。

人間の社会生活全般における生活のスタイルを意味し、特に哲学、芸術、宗教、たは宗教などは文化の重要な要素だとも考えられます。

よく「文化的な生活」との言葉を耳にしますが、これは現在の日本であれば「食べる、寝る」という生きるため生物としての最低限の行動だけではなく、本を読む、テレビを見る、スポーツする、何かを学ぶといった生活様式を含む生活を意味すると考えてよいでしょう。

もちろん人によって何を文化的だとみなすのか違いはあります。

ちなみに「文化人」という言葉は、芸術や学問などの分野で教養がある人を示す時に使われる言葉です。

近年では「カルチャー」と、英語の「Culture」を使ってこの「文化」という言葉を表現することも増えてきました。

「カルチャーショック」「カルチャー教室」 などの言葉がその一例になります。


「風習」と「文化」の違い

「風習」「文化」の違いを、分かりやすく解説します。

「風習」「文化」は両方との人間が作り上げてきた生活様式を表現する言葉です。

しかし「風習」はより狭い地域や特定の地域で伝わる習慣や慣わしを表現するのに対して、「文化」はそれより広い地域で行われている習慣や慣わしを意味します。

例えば日本の「茶道」は日本文化のひとつですが、日本の風習とは表現しません。

しかし節分の日に食べる恵方巻きは大阪で発祥した「風習」と言われていますが、「恵方巻きを食べる文化」とは表現しません。

まとめ

「風習」「文化」「風習」「文化」はどちらも人間の社会生活と関わりが深い言葉です。

周囲を見回せば、興味深い「風習」「文化」を見つけられるでしょう。

もちろん時代とともに、これら「風習」「文化」は、そのスタイルを徐々に変化させることもあるし、全く新しい「風習」「文化」が生まれることもあります。

特にインターネットやスマホの出現により、新しい風習や文化が育つのは大いに予測できます。

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