「高デ」とは?意味や使い方を解説

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「高デ」

「高デ」という言葉を聞いたり見たりしたことがあるかもしれませんが、これは「高校デビュー」という言葉を略している言葉になります。

一般に若者が使う言葉になっており、学生がよく使う言葉になります。

「高デ」の意味

「高デ」という言葉を聞いても意味が分からないこともあるかもしれません。

「高デ」というのは、「高校デビュー」を略しており、これは高校生になったことをきっかけにしてイメージチェンジを計ったり、本格的に夜遊びなどに乗り出すことを言います。

中学生のときには、あまり友達とも遊んでは無く、クラスでも目立つ存在では無かったキャラの人物が、高校ではそのイメージを改善したくて、自分の性格や行動パターンを変えることになります。

「高デ」と言われるのは、高校生になれば中学生のときにいた友達やクラスメートとも分かれることになり、自分の中学生時代を知っている人がその高校にはいない、または少数になります。

環境が変わったことで、今までの中学生時代の負の自分から脱却したいと思う人が多く、普通になってきたことから、「高校デビュー」という言葉を略して「高デ」という言葉も多く使われるようになってきました。

「高デ」の言葉の使い方

「高デ」という言葉を使うときには、本人の中学生時代までイメージが、高校になると全く逆のイメージになったときに使うことができます。

例えば、中学生のときは目立たずに眼鏡をかけてショートヘアだった女の子が、高校生になるとコンタクトレンズを使って髪を伸ばして染めたり、化粧をしたりするようになります。

または、中学生時代は真面目で地味で目立たなかった人が、変に不良っぽくなるときも使うことができます。

急に不良グループに入って偉そうな態度を取ったり、校則を守らなかったりした人に使うことができます。

「高デ」というのは、本人が中学生まで地味デ目立たなかった存在なのに、高校生から目立つような行動をし始めた人に使うことができます。

そのため、中学生までは目立っていた人物が高校生になると地味で目立たなくなってしまうことは、「高デ」という言葉を使うことはできません。

良い変化として使う場合と少し馬鹿にしているようなときに、「高デ」という言葉を使うことができます。

「高デ」を使った例文・短文(解釈)

「高デ」という言葉をどのように使用することができるのか例文と解釈で紹介していきます。

「高デ」の例文1

「私高デするように頑張ってみるから」

これは、自分が高校からイメージを改善するように決意していることを言っています。

中学生までは地味で目立たない存在だったかもしれない子が、高校からは明るく目立つ行動をしようという目標があることが分かります。

また、地味で目立たない自分が好きでは無いので、今の自分を変えたいという思いを持っていることも理解できます。

「高デ」という言葉を使って自分を変えたいことが分かります。

「高デ」の例文2

「あの人高デしてたね」

これは、自分が知っている中学生時代までの地味なクラスメートが、高校からイメージを変えているときに使うことができます。

イメージチェンジをしたことを本人に対して直接言うのでは無く、自分の友達などに話して相手にも同意してもらおうという気持ちがあることも分かります。

「高デ」と言う言葉を使用して、ある人のイメージがガラリと変わっていることも分かります。

「高デ」の例文3

「私高デ失敗した」

これは、化粧などをして外見を目立つようにイメージチェンジしたものの、本来の目的は達成できなかったことが分かります。

友達をたくさん作りたいと言う目標があって高デをしてみたものの、それが成功せず中学生のときとその点は変わっていないと言うことが分かります。

「高デ」をしてみても、結果は良くなかったことも分かります。